富里市議会 > 2003-12-04 >
12月04日-02号

  • "交換"(/)
ツイート シェア
  1. 富里市議会 2003-12-04
    12月04日-02号


    取得元: 富里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    平成15年 12月 定例会(第6回)      平成15年第6回富里市議会定例会会議録(第2号)               12月4日出席議員   1番 相川嘉也君           11番 中野信二君   2番 秋本真利君           12番 栗原恒治君   3番 窪田 優君           13番 杉山治男君   4番 櫻井優好君           14番 岩井好夫君   5番 鈴木英吉君           15番 佐藤照子さん   6番 高橋益枝さん          16番 柏崎のり子さん   7番 猪狩一郎君           17番 立花広介君   8番 伊藤澄雄君           18番 佐藤繁夫君   9番 江原利勝君           19番 中野善敦君  10番 押尾 隆君           20番 森田清市君           …………………………………………………欠席議員  なし           …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名  市長        相川堅治君   教育長       木内利夫君  助役        小見川 明君  教育次長      関谷邦松君  収入役       増田 功君   消防長       池田 明君  総務部長      鴻崎英明君   参事兼総務課長   越川健彦君  健康福祉部長    鈴木康之君   参事兼財政課長   相川 正君  経済環境部長    石橋 規君   社会福祉課長    森田武臣君  都市建設部長    井野悳生君   産業経済課長    山田照好君  建設課長      岡本昇三君   庶務課長      今井清治君           …………………………………………………出席した事務局職員の職氏名  事務局長      岩澤新一    主査補       岡村和宏  副主幹       鳴田啓一           …………………………………………………議事日程               議事日程(第2号)          平成15年12月4日  午前10時開議 日程第1 一般質問           …………………………………………………本日の会議に付した事件  1 一般質問           …………………………………………………              …………………………………               午前10時00分 開議              …………………………………出席議員  18名欠席議員   2名  岩井好夫君   森田清市君 ○副議長(中野善敦君) これから本日の会議を開きます。…………………………… △日程第1 一般質問…………………………… ○副議長(中野善敦君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。 猪狩一郎君。                (猪狩一郎君登壇) ◆(猪狩一郎君) 一般質問をさせていただきます。(1)富里市の総合計画について 本市は、「人と緑の共生する都市をめざして」ということで、総合計画を進めておられることと思います。その基本計画の中で、安全で快適な環境を守るために、の推進策に「貴重な富里の緑を守っていくため、農地の保全や緑地の整備、公共施設の緑化を進めるとともに、住民の緑に対する意識を高め、住民一人ひとりの協力のもとで地域の緑化、森林の管理や保全を推進していきます」とあります。 さらに、市は緑の基本計画について策定作業を進めているとのことですが、合わせてお伺いをいたします。 ①農地の保全や緑地の整備はどのようにして遂行されてきているのか、その進捗状況と見通しについて。 ②住民の意識を高めるとあるが、どのようにして意識を高めてきているのか。また、住民一人ひとりの協力とあるが、具体的にどのようにして遂行されているのかお示しください。 ③緑の基本計画には、緑を守る、活用する、創り育てるとうたわれていますが、各項目ごとの考えについて推進策をお示しください。 ④市民の参加とあるが、どのようにして進めていくのか。(2)商工業の振興について 本年10月1日に、日吉台地区に長い間の努力が実って「日吉商店会」が設立されたことはとても喜ばしいことと思います。設立に当たり、関係者のご努力に敬意を表するものです。 さて、本市も商工業の振興には力を入れていることと思いますが、特に商店及び商店会の現状と支援策についてお伺いをいたします。 ①商店数の推移及び今後の見通し。 ②商店会の現状。 ③商店及び商店会に対する支援策。 ④日吉商店会用途地域の変更は。 以上、よろしくお願いします。 ○副議長(中野善敦君) 猪狩一郎君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、相川堅治君。               (市長 相川堅治君登壇) ◎市長(相川堅治君) 猪狩議員一般質問にお答えします。 まず、農地の保全についてでございますが、本市においては昭和46年度に農業振興地域の指定を受け、昭和48年度に農業振興地域整備計画を策定し、その後2回の見直しを行い、優良農地の確保に努め、秩序ある土地利用を図るために農用地区域の指定を行いました。今後とも、農地の保全に努めてまいります。 次に、緑地の整備でございますが、林業振興の事業といたしまして、県の補助事業を活用し、「サンブスギ溝腐病総合対策事業」、「森林機能強化対策事業」を実施しております。また、市単独事業といたしまして「森林保育推進事業」を実施しております。 サンブスギ溝腐病総合対策事業においては、非赤枯性溝腐病によりサンブスギ被害木において伐倒駆除を行い、健全で活力ある森林を造成することを目的としまして、伐倒駆除に係る経費について支援をいたしております。 森林機能強化対策事業においては、森林の適正な整備を行い、林木の健全な成長を促進し、優良森林の育成を目的としまして下草刈り、枝打ち、間伐の施業に係る経費について支援しております。 林業保育推進事業においては、森林植栽用の苗木に係る購買あっせんを行い、購入経費について支援しております。 また、今後の見通しについてでございますが、申し上げました3事業については、現在林業組合及び農家組合にご協力をいただき事業啓発を行っております。今後ともご協力をお願い申し上げますとともに、市といたしましても事業を活用できる森林の掘り起こし及び事業啓発に努め、事業拡大を図ってまいる所存でございます。 次に、住民意識の向上についてでございますが、緑の募金運動の一層の事業啓発を通じ、緑化思想に対する住民意識の高揚へとつなげてまいりたいと存じます。また、今年度5月に森林整備の方向性を検討させていただくため、森林保有者の方へアンケート調査を実施させていただきました。調査項目の一つとして、森林整備のための地域住民ボランティア等の受け入れに対してお伺いしたところ、条件付きで受け入れを容認するご意見が多数ございましたので、条件の把握に努めてまいりますとともに、地域住民等の参加による森林整備の方向も検討してまいります。 次に、緑の基本計画の各項目ごとの推進策についてでございますが、この緑の基本計画は富里の将来の緑の在り方や緑地の保全や緑化の推進の実現に向けた考え方を示し、人と緑の共生する都市づくりを進めるための指針として策定するものです。 基本理念といたしましては、根木名川、高崎川を軸とする樹林地の緑、南部に広がる農地の緑、公園や宅地などの市街地内の都市の緑、野馬土手や中沢城址などの歴史の緑、この四つの緑を行政と市民の協働により、守り、活用し、創り育てることとしています。現在は策定の途中でございまして、段階的にホームページで公開しながら市民懇談会を開催し、市民の皆様のご意見を伺っているところです。 議員ご質問の推進策につきましては、その内容の検討を重ねているところでございますが、できるだけ具体的な推進のための施策をお示しできればと考えております。 次に、市民の参加についてでございますが、本計画書の基本理念にもございますように、緑を守る、活用する、創り育てるには、市民の協力が必要であると考えております。その推進の施策につきましても現在検討中でございます。 次に、商工業の振興についての商店数の推移及び今後の見通しについてでございますが、富里の商店数につきましては、千葉県の統計調査によりますと平成11年まで増加しておりましたが、平成14年の統計調査では53軒減少し、 432軒となっております。今後の見通しについては、現状の商店数が維持されるものと推測しています。 次に、商店会の現状についてでございますが、10月1日に日吉商店会が設立され、市内には現在四つの商店会があり、会員数の合計は 242店になっております。 次に、商店及び商店会に対する支援策でございますが、個店ごとに対する支援といたしましては中小企業資金融資制度を設けておりますので、この制度を活用していただくためPRに努めております。商店会に対する支援といたしましては、3商店会に対し街路灯の設置及び電気料の補助を行い、本年度はポイントカード導入に伴う経費の一部を助成することを予定しております。市といたしましても財政状況が大変厳しいところでございますが、できるだけの支援をしてまいりたいと考えております。 次に、日吉台地域における用途地域の変更はというご質問でございますが、日吉台地域の用途指定につきましては、良好な住居の環境を有する低層住宅地の形成を図るものとして、第一種低層住居専用地域の指定をしております。また、都市計画道路3・4・20号成田・七栄線の沿道地域につきましては、大規模な店舗、事務所等の立地を制限しつつ、後背地域居住環境の保護を図る区域として、道路端から25メートルの区域に第一種住居地域を指定したものです。日吉台地域都市マスタープランにおきましても、ゆとりある良好な居住環境を保全することとしており、今後とも低層住宅地としての良好な環境を維持するものとし、第一種低層住居専用地域及び第一種住居地域用途地域の変更は考えておりません。 以上でございます。 ○副議長(中野善敦君) 猪狩一郎君。 ◆(猪狩一郎君) それでは再質問をさせていただきます。 まず初めに、商工会関連のことでお伺いをしたいと思いますけれども、商店会の振興につきましては富里市商工会がありますので、そちらの方で指導されていることと思いますけれども、それはそれとして、それは商工会と商店会の間の約束事といいますか、そういうことだとすれば、いわゆる一般住民には周知はされているのかどうかというのをちょっとお伺いをしたいと思うんですけれども。 商店会の盛衰というのは、時代の流れに沿って左右されているというように言えると思いますが、今こそこの不況の時代にこそ、力を出すべきだというように私は考えております。 そこで、日本全国でにぎわいのある商店街というのはいろいろあると思いますが、ちょっと外れていると思いますが、そういうところの箇所を市当局及び商工会はどのように状況を把握をして、商店会の発展を指導されているのかどうかということなんですけれども、地域の皆様は魅力のある商店街というのを望んでいると思います。それはやはり買い物による地域の触れ合い、そこの商店街の人と話をしながら情報の交換など生き生きとしたその地域が形成されることを求めているというふうに私は思っております。 日吉商店会はできたばかりでありますので、我々地域住民として是非とも応援をしたいなというように思っております。しかしご案内のとおり、多くの課題を抱えております。駐車場の問題、大型店との競争、それから街路灯、それからストリートといいますか、通りの美観、防犯など解決をしていかなければならない問題がたくさんあると思います。 そこで、これらのことは商店会ばかりの問題ではなくて、地域の問題でもありますので、地域の住民と商店会とが一致して、いわゆるまちづくりをしていかなければならないというように私は考えております。そこで、そういう場合には市又は商工会が中に入って、商店会及び地域住民の両者を指導していくことが必要かなというように思いますので、この件についてのご見解をお伺いしたいと思います。 それから商店会の関係は最後ですけれども、日吉商店会用途地域は不可能に近いというようにご回答をいただいたわけですけれども、そこでできない場合といいますか、ほとんどできないというようにご回答をいただいたんですが、それによる支障といいますか、現状はどんなことがあるのか。もしあるとすればどのようなものか、ちょっと教えていただきたいというように思います。いわゆる将来にわたってにぎわいのある商店街とか、そういうにぎわいの都市を目指しての市のお考えをお聞かせいただければというように思います。 次に緑の基本計画ですけれども、今策定中であるということで、各項目ごとに検討事項が多いようにご回答をいただきましたが、私の見た書類の中で特にお伺いしたいのは、緑の機能と高揚という中で四つに分類をされております。その中で景観という事項がありますけれども、三つ書いてありますけれども、「市街地内の植栽などまちに彩りを添える」「潤いのあるまちなみをつくる」「地域の個性や特徴をつくる」というふうに説明があります。 現在、日吉台の通称「日吉台バス通り」と言っていますけれども、この日吉商店会に面したストリートでは、ご承知のとおり歩道にマテバシイという街路樹が植栽をしております。日吉台地区が開発されてから20数年経過をしているわけですが、ところどころ伐採、切られたり、枯れたりして歯抜けの状態になっております。新興住宅といいますけれども、住宅地の中はやはり緑が少ないわけですから、街路樹に対しての思い入れというのは物すごく強いわけですね。今生活圏というのはご承知のとおり広域化しておりますので、住んでいる方というのはあちこちの地域の状況、景観を見ておりますので、ちょっと何だな、何でこうなんだなというように思いがあると思います。その緑の基本計画の中に3つの項目がうたっているわけですから、早くその精神に沿って整備をしていかなければならないのではないかなというように思います。その整備状況をちょっとお伺いしたいわけですけれども、具体的には日吉台のその街路樹の整備についてどのように取り組んできたのか。どのように整備をされてきたのか。 それと具体的に2番目として、この歯抜けになっている街路樹をそういうところに新たに植栽の考えはあるのかどうか、これをお伺いしたいと思います。 それと、その基本計画の中に防災という重要な文言がありますけれども、延焼の防止ということで植栽をするということですけれども、それはどんな地域にどのようにして対処をするのかを教えていただきたいなというふうに思います。 4番目に、我々いわゆる新興住宅地の中に潤いのある地域づくりが求められていると思いますので、この基本計画では市内の住宅地をどのようにして計画を推進されていくのかどうか、この四つについてお答えをいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○副議長(中野善敦君) 石橋経済環境部長。 ◎経済環境部長(石橋規君) まず、商店会の関係についてお答えをさせていただきます。 商店会の活動ということでございますが、まず周知ということですが、とにかく商業というこの性格上、まずは活動していただくということが最も肝要なことであると考えております。 お話のございました日吉商店会も設立されたわけですが、今月23日には日吉台の中央公園でイベントを催して、地域の皆さんにPRをしていくというようなお話も聞いております。市としてもこれに後援をしているところでございます。また、市長の答弁にもございましたが、ポイントカードもこれから立ち上がってきているところでありますので、こういうことによる利用者へのPRが更に効果を上げていくだろうというように考えております。 それから、先進的な商店会への取組みということですが、これについては関係の方々、市も含めましていろいろ視察をしたり、その結果どういうことで当市の商店会に結びつけていけるかというような研究をしているところであります。 また、アドバイスというようなお話でありましたけれども、これについては必要に応じてその都度先ほどのような事例の中で行っているわけですが、特に県で作成いたしました中小小売商業活性化ビジョンというようなものも参考にして、地域と共に生きる商店街というようなものに向けて努力をしているところでございます。 以上です。 ○副議長(中野善敦君) 井野都市建設部長。 ◎都市建設部長井野悳生君) それでは、猪狩議員の再質問にお答えしたいと思います。 まず初めに、用途変更による支障があるかというご質問ですけれども、商業系の用途地域商業地域近隣商業地域の2つがございます。商業系の用途変更に伴いまして、大規模な店舗、事務所、娯楽施設の立地が進みますけれども、住環境への影響が懸念されます。さらに、用途の選定の基準がありまして、例えば近隣の商業地域を考えますと、自動車の交通量が多い幹線道路に面する地域とか、道路交通騒音が著しい地域が多くなると。著しくなるということが予想されます。それから、沿道サービス型の店舗等の集中立地を図る地域となっておりますことから、日吉台地域の現状の土地利用及び道路機能等を考えますと、商業系の用途地域への変更は難しいとともに適切ではないのではないかと考えております。 次に、にぎわいのある都市をめざしてということでございますけれども、東関東自動車道富里インターチェンジ周辺の新たな商業業務流通及びレクリエーション等の機能を図り、多くの人々が訪れまして交流する拠点の形成を図りますということで、これをどこがやるかというと今現在実施しています国道 409号の両側で新木戸土地区画整理事業がありますので、そこで進めていこうということです。そのにぎわいとそれから成田中心市街地を連絡する都市計画道3・4・20号線、成田・七栄線を軸に閑静な住宅街と道路沿道レストラン店舗等を立地するにぎわいの交流軸の形成を図っていきたいと考えております。 それから続きまして、日吉台の街路樹の整備についてでございますけれども、日吉台の街路樹の植栽は開発のときに行っておりますけれども、現在年に一度の剪定を行っているのが実情でございます。中には先ほど議員からご指摘もありましたように、枯れている場所とかもありまして、本来であれば植えかえを行い保全をすべきところでございますけれども、市民の方の中には街路樹の植栽に対しても懸念の声も聞こえておりますので、現在は既存の街路樹の保全を努めてまいったところが実情でございます。 しかしながら、先ほど市長の話、答弁の中にもありましたけれども、人と緑の共生する都市づくりを進めるということから言いましても、市民の皆様の街路樹に対する意識の啓発に努め計画していきたいと考えております。 それから、歯抜けになっている日吉台のバス通りの歩道の植栽はどうするのかということですけれども、当初想定した宅地割に基づき植栽されたものであると思いますが、その後土地利用等において開発計画時と実態の宅地割の相違が生まれまして、進入路の確保等により一部撤去等がされた事例もございます。よって、今後は改めてその実態の把握に努めますとともに、市民との協働により計画等を検討しまして、環境と共生した都市空間創造を目指しまして取り組んでいきたいと考えております。 次に、緑の延焼防止、防災の面で延焼防止ということですけれども、例えば小・中学校の公共施設では延焼に強い樹木による緑化の推進等により、避難地としての防災機能の強化を図ります。 また、建築密度の高い市街地においては、火災による延焼の危険性を抑えるために、公共施設幹線道路等の緑化に努めまして、焼け止まりというんですか、そこの道路によって、木によって延焼を防いでいこうというオープンスペースを確保していこうというように考えております。ですから、既存の市街地での公園の適正な配置に努めるとともに、市街地の拡大に応じ計画的な公園、それから緑地の配置を図っていきたいと考えております。 次に、潤いのある地域づくりということですけれども、市街地におきましては公共施設はもとより、民有地の緑化などにより都市の環境負荷の軽減や防災性の向上を図ることから、個性的な都市的な景観形成を誘導することも重要であります。しかし、市街地の内部において緑化に対する関心が薄れがちですので、無機質な景観となるおそれがあります。そのため市民の緑化に対する意識の向上を図るとともに、地区計画などによりまして民有地の緑化も推進してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(中野善敦君) 猪狩一郎君。 ◆(猪狩一郎君) それでは再々質問をさせていただきますけれども、なかなか街路樹の植栽については、具体的にお示しをいただけないわけですけれども、ちょっとここで私の考えを申し述べたいと思いますけれども、「慣れる」という文言があると思います。これをよい意味では、もうすべてに周知していて安心だというように解釈ができると思います。しかしその反対の意味ではどうでしょうか。私は麻痺をしているのではないかと思います。「慣れる」イコール「麻痺」。 よくテレビで片付けのできない症候群という方がいて、部屋じゅうドアをあけると中から荷物がもう飛び出してくるという、本人はすごく当たり前だというように感じているわけですね。ところが第三者から見ると、思わず絶句するような光景を見るわけです。平気というのは、いわゆる慣れている、麻痺しているというふうに私は思うのではないかと思います。例えば全く汚れたところもずっと同じところを見ていたら別に何も感じなくなる。 例えが悪いかもしれませんけれども、日吉台の歯抜けの状態をずっと何十年も見ていたらこれで当たり前だなというように思うのではないですか。それは考えを正してもらわなければならない。本当に住んでよかったというまちを目指して計画を進めておられる方針等で、本当に考えているのかなというように私は思います。 変えますけれども、今年の11月24日、日吉台三丁目自治会は創立20周年を記念してヤマボウシという樹木を市に寄贈させていただきました。これは非常に崇高な考えを持って自治会が考えて、考えて、考え抜いた案を採用して、役員の方に承認をしていただいて実現したんですね。これはいろいろ言えばきりがありませんけれども、いわゆる地域の景観というか、潤いのある情景というのを皆望んでいるわけですよ。 ちょっとわきにそれましたですけれども、やはり行政運営上慣れるという言葉は感覚麻痺につながりますので、避けなければならないのではないかというように思います。幹部の方は日々チェックをされていると思いますけれども、基本計画に沿って住みよい社会になるようにご努力をお願いしたいなというように思います。小さなことを一つ一つ積み上げていくことが、大きなことができるわけですから、テレビの部品や電化製品なんていうのは、もう小さな部品の固まりですので、それを一つ一つ積み上げて大きなものをつくっていくということだと思います。「おじさん、この木花が咲くの」、「春になったら花が咲くんだよ」って、そういうように言えるようなまちづくりを是非お願いしたいなと思います。 三丁目の式典には、市長もご出席をいただきまして心から感謝を申し上げたいと思いますが、ただいま申し上げたことは地域の皆さんの思いでありますので、是非ご配慮といいますか、頭の中に入れていただいて取り組んでいただきたいなと思います。 行財政改革をしてこれからというときでありますので、そのことについては非常に評価できるというように思いますけれども、しかしながら街並みというか、景観は行政の印象を左右する重要な要素の一つでありますので、住民が誇りを持って生活ができるような地域づくりが求められているのではないかと思います。 そこで、もう一度しつこいようですけれども、街路樹の整備についてのお考えをいただきたいです。この1点だけに絞ってお答えいただきたいと思いますけれども、よろしくお願いします。 ○副議長(中野善敦君) 井野都市建設部長。 ◎都市建設部長井野悳生君) 街路樹の取組みということでよろしいでしょうか。 これは先ほどもちょっとお話ししましたけれども、緑の基本計画というものも今策定に向けておりますので、やはり緑が大切だということでありますので、是非前向きに取り組んでいきたいと思います。 以上です。 ○副議長(中野善敦君) 市長、相川堅治君。 ◎市長(相川堅治君) 猪狩議員の質問の趣旨はよく分かります。また、ヤマボウシを寄附していただいてこの前植えていただきました。1本でも余計にヤマボウシを植えるんだという森会長さんがおっしゃっておりました。その思いもよく分かります。したがって、あそこをよく見てきて、そのときも見させていただいたんですけれども、もう植える場所に舗装してあるところも見受けられまして、また植えなければならない場所に車も止まっているという状態もございます。これから職員にも検討するようにということを言ってございますので、商店に邪魔になるのかなというような感じのところも実際ありますので、なるべくこれから検討させていただいて、より良い景観ができるように努めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○副議長(中野善敦君) いいですか。 次に、中野信二君。                (中野信二君登壇)
    ◆(中野信二君) 一般質問をさせていただきます。青と緑の会の中野信二です。(1)ごみ処理施設広域化計画について ごみ処理施設広域化計画について、一般質問を行います。 本広域化計画については、富里市及び成田市が共同で作成しました「ごみ処理施設広域化計画等策定業務報告書」が出来上がり、また、成田市案として「新清掃工場建設方針」が提示されるなど、具体的に動き出しつつあると思われますので、本件について質問を行います。 ①本広域化計画の推進に当たり、富里、成田の両市は、そのパートナーシップについてどのように合意し協議を続けてきたのでしょうか。 ②「ごみ処理施設広域化計画等策定業務報告書」は、よくまとめられていると思います。本報告書には、設備能力など結論的なもの、今後の検討課題としたもの等があります。これらの集約に当たり両市の共通認識が得られた事項を報告書に取り上げたと理解してよろしいでしょうか。 また、両市の見解が一致せず、本報告書から除外された事項はあるのでしょうか。 ③本報告書では、広域化計画の推進という範囲ではありますが、家庭ごみの有料化、収集体制の相違などを検討課題としております。これらの課題を両市のごみ行政の一元化という観点からも早急に解決していくものと思いますが、いかがでしょうか。 ④本報告書で結論的にまとめられている下記の事項は、富里市も了解していると理解してよろしいでしょうか。  ア 施設規模、1日当たり 224トン。  イ 公設民営方式。  ウ ごみ削減率、16パーセント。 ⑤成田市案の「新清掃工場建設方針」についてお尋ねします。  ア 本方針は本報告書に基づいて策定されたものと理解してよろしいでしょうか。  イ 富里市はこの方針(案)を了解しているのでしょうか。  ウ 富里市の案を提出する予定はありますか。  エ 両市協議の場で、成田市案も含め建設方針を検討する機会はあるのでしょうか。 ⑥最後に、今後の計画推進に際して用地選定、機種選定、業者選定、費用負担などの重要事項の決定に当市はどのようにかかわっていくのでしょうか。 以上、質問します。よろしくお願いいたします。 ○副議長(中野善敦君) 中野信二君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、相川堅治君。               (市長 相川堅治君登壇) ◎市長(相川堅治君) 中野信二議員の一般質問にお答えします。 まず、ごみ処理施設広域化計画の推進経過についてでございますが、本計画については成田市長を委員長、富里市長を副委員長とする一般廃棄物中間処理施設検討委員会及び成田市助役を会長、富里市助役を副会長とする一般廃棄物中間処理施設検討会を平成12年8月に設置し、両市にて合意した「一般廃棄物中間処理施設の共同設置に関する作業指針」に基づき協議、検討を重ねてまいりました。 次に、「ごみ処理施設広域化計画等策定業務報告書」の策定についてでございますが、報告書については両市合意の上策定したものであります。 なお、両市の見解が一致せず報告書から除外した事項はございません。 次に、報告書中の検討課題についてでございますが、家庭ごみの有料化、収集体制の相違等の検討課題については、ごみ処理施設広域化計画を推進していく上で、当然両市にて協議、検討を図っていかなければならない事項であると認識しております。 次に、報告書中の内容でございますが、施設規模、事業方式、ごみ減量率については当市も了解しております。 次に、成田市案の「新清掃工場建設方針」についてでございますが、本方針案については飽くまでも成田市が作成したものであり、今後の建設方針については両市で協議、検討してまいります。 次に、今後の重要事項の決定についてでございますが、用地選定、機種選定、業者選定、費用負担割合などの事項につきましては、今後も一般廃棄物中間処理施設検討委員会及び検討会において、両市で協議、検討を重ね決定していきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(中野善敦君) 中野信二君。 ◆(中野信二君) 再質問をさせていただきます。 今ご説明いただきました両市長による検討委員会、それから助役レベルでの検討会が組織されて、その中でいろいろと検討されてきたと思いますが、現市長になられてからこの検討委員会というのは、継続的に開催されているのでしょうか。そういう開催された中で、どのようなテーマが検討され、また同意されたものがあればどういう事項が合意されてきているのでしょうか。 それから、両市の広域化計画に含まれる事業、端的に中間処理施設と一般的に呼んでいるかと思いますけれども、それに附帯する事業というのがいろいろあるかと思いますが、そういう中間処理施設以外の施設で、この広域化計画に含まれる事業とか、施設はどのようになっているのでしょうか。 それから、共同で施設を建設し公設民営ということですけれども、運用していかなければいけないわけですが、その運営主体の組織はどうしていくのか。要するに端的に言えば、成田市が全部やって富里市が委託していくのか。それとも一部事務組合のものを組織してやっていくのか。前にも現市長は八富成田斎場のことで非常にやりにくいんだと言っておられましたけれども、そういう観点からもどういう組織で共同施設を運営していこうとしているのかということです。 それから、中間処理施設の立地が成田市案では成田市に造るということを言っているわけですけれども、成田市の中でも騒音地域というものがかなり有力視されているかに聞いておりますけれども、そういう騒音地域に設置された場合、ごみの運搬がかなり富里市の場合、成田市に比べて距離が長くなると思うんですけれども、そういうごみ運搬体制の整備は富里市としては絶対不可欠なことになるかと思いますけれども、本件についてはどのように考えていくのか。基本的な考え方をお示しいただければと思います。 それから、成田市案というものが示されているわけですけれども、これはいつどのような形で当市に提示されてきたんでしょうか。 それから、この方針がこのとおり決まるのかどうか分かりませんけれども、その方針がそのまま検討委員会等で検討されてそのとおりいくとなれば、当市のごみ行政の将来にどのような影響を及ぼしていくのでしょうか。 それから、中間処理施設で処理された後、いろいろな最終処分場の問題であるとか、そういうことにつながってくるかと思うんですけれども、そういう最終処分場の確保についても当市はいろいろと検討されていると思いますけれども、それからリサイクル施設についても検討しているかと思いますけれども、成田市にも成田市リサイクルプラザとか、まだ余裕があると言われる成田クリーンパークがあるわけですけれども、そういうその成田市の施設の利用を中間処理施設の建設に併せて、成田市に働き掛けるようなことは考えているのかどうか、お教えいただきたいと思います。 それから、質問が多くて申し訳ありませんが、昨日の伊藤議員の質問に対する回答の中で、平成16年度の主要事業として7事業を提示しましたが、ごみ関係の事業は入っていませんでした。当市にとって、この中間処理施設を含めごみの問題というのは非常に重要な問題だと認識しておりましたけれども、入っていない理由は何なんでしょうか、明らかにしていただきたいと思います。 以上、8点よろしくお願いします。 ○副議長(中野善敦君) 石橋経済環境部長。 ◎経済環境部長(石橋規君) それでは、ごみ処理施設の関係についてですが、まず検討委員会でございますが、これについては8月以降でございますが、10月14日に開催をされました。その中には、先ほど市長の答弁の中にもございましたが、両市長を初め出席いたしまして、主な内容としては報告書の内容の確認、それから成田市長から成田市内への中間処理施設の建設をしたい旨のお話がありました。それから、当市長からはそれ以外の、いわゆる今議員お話がございました他の施設についてはどうするかというようなお話がございました。 それから、今の話にも関連しますが、中間処理施設以外のものについてどうするのかということですが、今まではご存じのように中間処理施設についてのみ両市でその話をしておったわけでありますが、今回たまたまそういう話が出たということから、事務レベルでの話の中でそういう話が幾つか出てくると思いますが、今の時点ではそれを両市の間でどうするかというような具体的なところまではいっておりません。 それから、両市で新施設を建設した場合の運営主体ですが、これは報告書の中では公設民営というようなことになっておりますが、これもまだ具体的な決定はしておりません。 運搬の関係ですが、これについてもまだ具体的な決定はございません。 それから、成田市の案ということでございますが、これについては成田市の議会に示されたものというように聞いております。 最後に、成田市の最終処分場、リサイクル施設等についての利用ということですが、これは先ほど冒頭に申し上げたとおりでございます。 以上です。 ○副議長(中野善敦君) もう一つあるでしょう。16年度の事業に入っているかということ。 鴻崎総務部長。 ◎総務部長(鴻崎英明君) ただいまのごみ関係の予算が計上されていないというような趣旨のご質問でございましたが、(「重要施策」)重要施策、すみません。飽くまでも今現在予算編成作業中でございまして、まだ予算に盛る、盛らないの議論は今正にやっている最中でございまして、これは市の基本計画に基づく3年ごとの実施計画に基づいて、どういう方向で予算編成作業をしていこうかというその方向性を、今予算編成の作業の重点化を図ったものでありまして、まだこれだけに限ったというような議論ではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(中野善敦君) 中野信二君。 ◆(中野信二君) 再々質問をさせていただきます。 まず、検討委員会での話なんですけれども、今富里市側からは他の施設をどうするのかという話をしたということですけれども、他の施設とは具体的にどのようなものを提起したのでしょうか。当市にとっては、成田市側につくるとなれば今のごみの輸送体制というのは大幅に変わっていくと思うんですね。それを当市から見れば、すごく重要な問題だと私は認識しているんですけれども、そういうハードな面と輸送体制というソフトの面と二つあるわけですけれども、ハードの面ではどういうことを富里市長としてはそこで提起したのか。それからソフトの面で言えば輸送体制というのは、成田市側より当市の方がウエートが高い問題と思いますので、そういう問題も含めて話しているのかどうか、お聞きしたいと思います。 それから、成田市案については成田市議会に示されたものというお話ですけれども、そういう内容は当市には示されてはいないのでしょうか。成田市側は議会では特別委員会もつくり、いろいろな視察なども重ねて検討をどんどん進めているわけですけれども、それはある程度建設方針に従って行動しているのではないかと思われるわけです。それに対して当市の方は、議会の問題ですから言う必要はないかと思いますけれども、議会でも特別委員会もありませんし、執行部の方でも先ほども実施計画うんぬんという話でもごみ問題についての取り組みというのは余り感じられないわけですけれども、その辺はどういうことになっているのかということです。 それから、総務部長にお答えいただいたわけですけれども、予算の重点化を図ったものだということですけれども、きのうのあれは主要事業として16年度はこういうことをやっていくんだというように私どもは理解したと思うんですね。それは当然主要事業ですから、予算も大きく絡んでくると思いますけれども、ちょっときのうのお答えと、ただいまお答えいただいたもの、ちょっと認識しがたい面があると思いますけれども、もう一度ご説明いただければと思います。 それから、今後の課題だということですけれども、中間施設が成田市に決まった場合、当市の最終処分場に予定されている住民利用施設というものはどうなっていくんでしょうか。私どもイメージ的には、温水を利用したものをということが強く出ていたわけですけれども、その辺はどうでしょうか。 以上、お願いします。 ○副議長(中野善敦君) 市長、相川堅治君。 ◎市長(相川堅治君) ただいまの質問でございますけれども、前市長さんから私になって一度だけ会合を開いたということはご存じのとおりだと思います。そのとき示されたのは成田市案でございます。今答えたように、成田市案というのは成田市の議会に示したものだということでございますけれども、その両方の話合いのときにも確かに成田市案というのは示されました。そのときの第4番目に、皆さんもご存じのように関連するごみ処理施設とのシステムの構築というのがございました。これは成田市の議会に示されたものであるのでそれでよかったんでございますけれども、そのとき示されたので私としては今申し上げた中野議員が言われたように、中間処理施設以外の関連の説明がございましたので、要するに最終処分場はどうするんですかという質問を私からしたということでございます。したがって、それは今検討をしているところでございますので、結論はまだ出ておりません。 中野議員言われるように、中間処理施設ではなくて、最終処分場ということで富里市は現地へ行って説明をしておるはずでございますし、私も議員のときそう伺っております。中間処理施設を今予定地として買おうとしているところに造るという説明は、地元ではしていないというように聞いておりますので、これは最終の場合、もし成田市が中間処理施設を私の方でやらせてくださいという要望がありますので、中間処理施設が成田市でやるとすれば、中野議員がおっしゃったように周辺対策としての温水プールとかそういうものは非常に不可能になるのかなという可能性はございます。しかし、最初から最終処分場という説明を周辺の人にしてきたという経緯がございますので、富里市で最終処分場はやってくださいという結果にならないということは、まだ検討中ですから分かりませんから、最終処分場、要するにスラグは富里市でのごみの分は富里市で処分するというように決まった場合は、これは当然富里市で最終処分場が必要になってまいりますので、改めて周辺の皆様に説明をして、造らせていただかなければならないものというようには考えております。 それから、先ほど言ったように、当市に示されていないのかということは、そのとき示されたということでご理解をいただければと思います。 それから、全部成田市でやるということ、いわゆる選定、それからいろいろなもの、中間処理施設を造る場合の入札もあるだろうし、いろいろなことが成田市でやるというようなことはまだ決まっておりません。ただそのときに、成田市が主導でやりたいという意向がございましたけれども、それから協議してありませんので、決まってございませんから、これから協議において検討をし、決まっていくものと思っております。もし抜けていたら部長から答えさせますので、よろしくお願いします。 ○副議長(中野善敦君) 鴻崎総務部長。 ◎総務部長(鴻崎英明君) 先ほどの私の答弁の中でちょっと一部勘違いといいますか、遺漏がございましたので、訂正をさせていただきます。 先ほどの答弁の中で、この主要7項目についてまだ現在予算編成中なので、あたかもこの項目に決まったものではないというような趣旨を申し上げました。これは間違いでございまして、この7項目は投資的経費の中で真に必要な事業を重点施策として16年度の予算編成に当たって、16年度の重点施策に位置付けをしたものでございまして、決まったものではないということではございませんで、正にこの7項目を重点施策としてやっていくということでございます。 ただ、ごみ関係が入ってはいないのではないかと。これにつきましてはそもそもごみ処理施設の関係につきましては実施計画上AAランクに位置付けをしてございます。ただその内容につきまして、まだ方針等が決まったわけではないと、市長が説明したとおりということでございまして、来年度の予算編成上まだ入っていないというような状況でございます。飽くまで実施計画上は重要なAAランクの施設として位置付けをしておるということでございますので、そのように訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○副議長(中野善敦君) 中野信二君。 ◆(中野信二君) すみません。前回同様申し訳ございませんが、用地の選定とか、特に機種選定とか、費用負担の在り方というのは非常に重要な問題だと思うんですね。それに対して富里市として要するに検討委員会で検討はされるんでしょうけれども、それにたどり着くまでには市独自としてやはりいろいろな検討をしておかなければいけないと思うんですね。 先ほどちょっと申し上げましたけれども、成田市側は機種の選定についても議員も含めて一生懸命勉強しているという状況になっているわけですけれども、そういう成田市側の対応に対して富里市としてはどのようなことを現在、又は今後スケジュール的にやっていこうとしているのか。要するに機種選定するといっても、これはもうかなりいろいろな機種があるわけですから、比較検討していく上には、成田市にお任せというわけにはいかないと思うんですね。富里市側も自分たちの希望なり、意見をきちっと言わなければいけないとすれば、それに至るいろいろな検討をかなりやらなければいけない。いつ選定などが最終的に決まっていくのか知りませんけれども、かなりこれは専門的な知識も要ることでもありますので、かなり前からやらないと時間的に、それから知識の深さ、そういうものができないのではないかなと思いますので、そういう両者で決定するものではありますけれども、富里市側のそういう問題への対応は今どうなっているのか、どうしようとしているのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 それから、ごみの有料化というのが、この行財政改革の中でも掲げられて17年度実施ということになっているわけです。これは報告書の中にもごみの有料化と触れられているわけですけれども、ごみの有料化を17年度に実施すると行動計画の中に入っている限り、富里市としてどのような検討をしようとしているのか。何かその審議会とか、組織をつくってやっているのか、それともそうではないのか、その辺の進め方についてお教えいただきたいと思います。 以上です。 ○副議長(中野善敦君) 石橋経済環境部長。 ◎経済環境部長(石橋規君) それではご質問のまず機種の関係でございますが、これは当然でございまして、先だってお示しをした報告書を作成するに当たっても、両市の間で担当あるいはその他が、コンサルを入れた中でいろいろな機種の研究等はしております。ですから、当然当市においてもそれと並行した形で検討はしております。ただ先ほどご答弁申し上げたように、実際にどの機種に決定するかというようなことは、まだそこには至っていないということでございます。 それから、ごみの有料化の問題ですが、まだこれは決定したわけではございませんで、有料化ということですね。一つの検討の課題として現在進めているということでございます。これについてはいろいろな問題がございますので、これからの検討の中で今議員のおっしゃったような内容についても、どのようにするか決めていきたいと考えております。 以上です。 ○副議長(中野善敦君) 次に、柏崎のり子さん。               (柏崎のり子さん登壇) ◆(柏崎のり子さん) 柏崎でございます。4点にわたって質問するものでございます。(1)マザーズホームの充実を 本市のマザーズホームが設立されたのは1987年(昭和62年)でございます。16年経過いたしました。マザーズに通園する子供さんたちは肢体不自由、知的障害、言葉や発達の遅れなど様々でございます。就学前までの短い期間のため、充実してほしいの声がございます。 ①専任職員一人当たりの園児数、臨時職員一人当たりの園児数は、ほかの市と比較しても多いのが実態でございます。増員を検討すべきではないでしょうか。 ②現在、保育士、看護師に支えられながら、小児神経科医年8回、理学療法士年13回、心理相談員月3回、歯科医師年1回、音楽療法士年8回など専門療育を受けていますが、障害者プランにもその強化がうたわれていることから、更に促進させ父母の願いにこたえていただきたいと思います。(2)乳幼児医療費助成の拡充について 今年4月から実施の乳幼児医療費助成制度の現物給付への移行は、子育て世帯にとって乳幼児が急病のとき「お金の心配なしに病院に駆けつけられる」この安心感が制度への信頼を増し、住民から歓迎されています。 制度の一層の前進のために、次のことをお伺いいたします。 ①対象年齢の引上げや入院で7日以上となっている日数制限の撤廃など改善を求めるものですが、いかがでしょうか。 ②この制度は対象となる乳幼児(保護者)に医療証、受領券とも言いますけれども、医療証を発行し、利用者は診察時に医療機関の窓口に医療証と健康保険証を提出します。しかし、資格証明書世帯は正規の保険証が交付されないため、その対象から外されることになります。子育てになれない若い世帯は乳幼児が急病になると余計不安です。窓口で10割支払うことも大変なことです。若い人たちが住みついて、安心して子育てしやすい環境づくりとして正規の保険証を交付するか、又は正規の保険証がなくてもこの制度の対象とするよう検討していただきたいと思います。(3)重度心身障害者(児)医療助成事業について この事業は現在償還払いになっております。重度心身障害者(児)は日常生活活動が著しく制限され、また所得も少ないことから、医療機関での一時払いや助成手続が大きな負担となっていると聞いております。 このようなことから県内の障害者のみならず、障害者団体からも現物給付制度に改善してほしいとの声があります。 障害者のこのような立場を考慮し、本市としても県に対して現物給付の早期実現を求めていくべきと考えますが、いかがでしょうか。(4)生活道路維持、補修の予算の充実を 交通量の増大とともにメーン道路は改良されたり、新設が促進されてきております。しかし生活道路、通り抜け道路、ミニ団地道路等非常に傷みが激しくなっています。よじれたり、でこぼこで雨が降れば水たまりでは、障害者や高齢者にとっては最も外出するのが大変です。 また、車の騒音、振動の影響で安眠を妨害されているとの声もございます。身近な住民の願いにこたえてください。 ①年間要望件数に対しての予算は十分確保されているかどうか。 ②道路パトロールも実施されていますが、その実態はいかにありますでしょうか。 以上、4点にわたって質問するものでございます。 ○副議長(中野善敦君) 柏崎のり子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、相川堅治君。               (市長 相川堅治君登壇) ◎市長(相川堅治君) 柏崎議員の一般質問にお答えします。 まず、専任職員の充実についてでございますが、本市のマザーズホームの職員体制は4名の常勤保育士を中心として臨時職員を任用して療育指導を行っております。具体的な指導領域につきましては言語発達領域を常勤保育士2名が担当し、情緒運動発達領域を常勤保育士2名と臨時保育士2名及び臨時看護師1名が担当しております。 議員ご指摘のとおり、就学前の療育指導はその後の社会生活の基礎を築く大切な時期でありますので、指導員の増員を検討したいと考えております。 次に、専門療育の更なる促進についてでございますが、平成15年度の専門指導員は小児神経科医を年8回、理学療法士を年13回、心理相談員を年36回、音楽療法士を年8回、言語指導員を年4回予算化しております。前年度と比較して心理相談員を年16回から36回に増やしております。今後とも必要に応じた療育指導の充実を図っていきたいと考えております。 次に、乳幼児医療助成の件でございますが、乳幼児医療対策事業につきましては児童の健全育成、乳幼児の保険対策の充実、保護者の経済的負担の軽減及び子育て支援の観点から、乳幼児に係る医療費の保険給付の額及び他の法令等により負担される公費負担額を控除した額について、その費用の全部又は一部を助成する制度であります。平成15年4月から助成を受ける際の簡素化を図る目的で、従来の償還払い方式から現物給付方式に移行し、多くの方が活用されております。 今回、ご質問の対象となる医療についてでありますが、現在は3歳未満の乳幼児の入院、通院及び満3歳から小学校就学前までの継続7日以上の入院が対象となっております。これは千葉県乳幼児医療対策事業に基づくもので、これを超える場合には費用が市単独となることから、現時点では対象の拡大は考えておりません。 また、資格証明書世帯についてですが、議員ご指摘のとおり現物給付を受けることはできません。見直しについてでございますが、公費負担を控除した額について助成する制度があることから、見直しは考えておりません。しかし、特別療養費を受けた後に市に償還払いの請求をしていただければ給付が可能となるので、ご活用をいただきたいと思います。 次に、重度心身障害者(児)医療費給付事業についてでございますが、本県の医療給付方式は、県の要綱に基づき償還払い方式となっております。償還払い方式は病院窓口で立て替え払い後に市に申請をして還付を受ける制度であります。現物給付方式については、今後実現に向け県等に要望してまいりたいと思います。 次に、生活道路維持、補修の予算の充実にお答えいたします。 まず、年間要望件数に対しての予算は十分に確保されているかについてでございますが、市民の要望につきましては維持、補修で行う場合と計画的に路線の整備として行う場合に分かれますが、平成14年度の実績を例に挙げますと、年間の維持、補修の要望につきましては年間 696件あり、職員による対応と委託による対応で、年間予算内で処理しております。しかしながら、年々市道の老朽化が進んでおりますので、より一層財源の有効投資を心がけるとともに、計画的な財源の確保に努め環境の保全、安全の確保等市民ニーズに対応した有効かつ適切な道路管理を図ってまいります。 次に、道路パトロールも実施されているが、その実態はということでございますが、道路パトロールにつきましては市道の老朽化が著しく、いつ何時に事故等につながるとも予測されますことから、日々の業務と並行にパトロールを行い未然に事故の防止に努めております。特に、雨等は道路に与える損傷の影響も大きいことから、雨上がり等は徹底したパトロールと補修を心がけております。 以上でございます。 ○副議長(中野善敦君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 再質問を行います。 まず、肢体不自由児の療育、又は知的障害児、言葉の発達の遅れの相談などですけれども、現状のままでは非常に安心して療育できない状況にあるということで、ただいま市長の答弁で増員をしていくということでございますが、その増員というのは例えばどの程度増員するのか。現在言語の方が27人、肢体不自由、知的障害20人です。14年度決算でも 327万 9,000円の予算だったんですね。開所日数も週4日です、富里市は。しかし、近隣印旛郡内、ほかを見ましても開所日数というのは5日間あります。これら近隣と併せながら療育というのは継続性がないといけないと思いますけれども、これらも検討するならば増員というのはどの程度を考えているのか。 また、白井市とか印西市、成田市等では言語の専任また理学療法士、作業療法士、これを専任として配置しているんですね。やはり充実させていくということは一歩、二歩前進していくということでございますので、その辺はどのように考えているのでしょうか。例えば印西市は職員一人当たり 3.3人です。八街市も3人、白井市も3人、成田市も 2.9人、しかし富里市は専任臨時職員一人当たり園児数というのは 5.3人なんですよ。ですから非常に多いということですね。また、発達の遅れ等もありまして、普通のお子さんよりも非常に温かいかかわり方をしていかなければ、なかなか重労働であると、そういうように思うんですけれども、その辺はどのように内容を増員をしていくのか、教えていただきたいと思います。 それと、これは父母の声なんですけれども、身体的、知的に発達のおくれがあり、その発達も緩やかであると。療養したとしても発達が緩やかである。ともすると発達が後退する可能性もあると、子供の成長を願いマザーズの先生や通院仲間に支えられながら必死で通ってきているということなんですね。言語指導、個別療育、親の勉強会、親の相談の時間をもっと増やして欲しいと。そういうことで親たちは切実なわけなんです。ともするとなかなかそのことが理解されにくいというのがありますけれども、父母ともに指導していかなければならないということですから、やはり専門性が問われるわけですね。ですから、やはりその辺、内容を充実させていただきたいと思います。 また、音楽療法なんですけれども、これは私は四・五年前です。お母さんたちと一緒になって、進んでいる佐倉市のさくらんぼ園に視察に行きながら取り組みましたけれども、音楽療法を取り入れられてこれは年8回ですけれども、1か月に1回できるかどうかということなんですけれども、やはり子供とお母さんといろいろな遊び、楽器、楽しいリズム遊びをすることで情緒をはぐくむわけですから、やはり継続した療育ということは一層効果があると言われております、音楽療法などは。ですから、年8回ということは、最小限度の療法ではないかなとは思っておりますけれども、佐倉市などは月3回です。継続性が求められることから、この音楽療法も更に取り入れてほしいと思うんですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 それと、週4回の開所を5日にするのか、あと専任の保母をどの程度増やすのか。増員というのは、何名の増員を考えているのか、お答えいただきたいと思います。 次に、乳幼児の方ですけれども、市長が乳幼児、子供やお年寄り、福祉に対して力を入れていくということでございましたので、更に深めてもらいたいと思いまして、しかしながら今は余りいい答弁ではないなと思っております。今、乳幼児制度については、これは国会でも国の制度としてやるべきだということを全会一致で採択されておりますし、また全国の市議会議長会、昨年5月にこれも決議しているわけですね。富里市議会でも、国の制度としてやりなさいよという議会議決をして意見書を出したわけです。賛成多数で出しましたけれども、やはり市長は国に対しても、また県に対しても要望をしていくべきだなと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 さらに、国保、保険証を持っていなかったらその対象から外されるわけなんですけれども、子供はみんな等しく処遇されなければならないと思うんですね。私たちのこれからの高齢化時代を担っていくというか、富里市をも担っていく子供たちなわけですよね。今若者たちがどんな状況にあるかといいますと、長引く不況で若者の就職率も低いわけですね。ですから、やはり勤めても契約社員とかアルバイトとか、こういう経済的に困難な家庭になりますと、病院に行けずに受診率が著しく下がるわけですね。ですから、やはり子供が健やかに育つ条件というのが悪くなる一方なんですよ。ですから、担当課に聞きましたところ、二十六・七件ぐらいあると。乳幼児の対象でいながら保険証を持たないのはその程度だということなんですけれども、やはりこれはしっかりと資格証明書を発行ではなくて、正規の保険証を渡すなり何なりしてきちっとやるべきだなと思うんです。 資格証明書の発行も、特別な事情があると認められるときは適用しないことになっているんですよね。ですから、乳幼児医療費助成制度を利用している世帯に資格証明書を発行するかどうかというのは、これは市町村独自で決めることができる事項だと思うんですけれども、国保法第9条、第7条及び8項の規定におきまして、市長の判断でそれはできると思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 また、市独自でこれらの制度を小学校前まで引き上げたり、また中学校卒業までと、既に市長にも私が事前に資料を渡してありますけれども、これらを実施したところは町内に転入する若い人が増加したり、高齢化率が下がったり、人口増につながっていると。制度の拡充が交付税の算定基礎になる人口増や町税の個人、固定資産税の増加にもつながっているという、こういう経済的波及効果というものもしっかりとあるということで、これは全国やっているところではそういう効果がはっきりと出ているわけですから、その辺きめ細やかなまた子供が健やかに育つ条件づくりとして、子供はみんな等しく処遇されるという理念に立って、市長の判断でやっていただきたいと思いますが、再度お伺いいたします。 次に、重度心身障害児の医療費助成のことですけれども、富里市におきましては受給資格者数というのは 600人強あるんですね。14年度全体受診件数を見ると 1,368件、15年度10月現在で 1,932件あります。この数字からも示されているように、是非富里市長も声を上げてもらいたいなと。これは先ほどの答弁でも県に要望していくということでございましたけれども、既に今年5月には10以上の自治体から県担当課に新たな負担が生じる場合においては、その財政的支援等を講じてもらいたいも含めて要望が出ているわけなんですね。ですから、これら富里市に在住する重度心身障害者のこういう著しい生活活動が制限される中で、やはり現物給付というのはとてもありがたいわけですし、非常に精神的に負担を軽くするわけですから、是非これらも含めた形で県に要望していただきたい。再度お願いしておきたいと思います。 次に、道路ですけれども、先ほど道路に関しては年間予算内でやっているということで、小まめに回ってもらっているというのはこちらも承知しておりますし、職員自らアスファルトを落としたり、砂利を落としたり、この間も私もお願いしましたが、即やっていただきまして住民は非常に喜んでおりました。そういう対応というのは、非常に住民にとっては評価の対象として即映るわけですし、行政への信頼にもつながるわけなんですけれども。 予算内でやっているということですけれども、要望件数が年間 700から 800件あるわけですね。13年度の実績を見ますと 123件です。14年度は 135件ですよ。これではなかなか要望にこたえられないというのがあるわけなんですけれども、さらに人口一人当たりの道路の補修費というのがどれぐらいとっているかというのは、一人当たりにしますと平均 1,500円ですよ。これは15年度3月発行の類似団体別市町村財政指数表、これは沼南町とか大網白里町も同じような財政指数表なんですけれども、これから見ても一人当たり 2,870円から 3,258円となっておりますから、何と富里市はその半分、2分の1ですよ。これは決してこの分析から見ますと多い予算ではないということ、これを承知してもらいたいと思うんですよね。 さらに、これらを見ますとミニ団地、これはミニ開発でできたところですけれども、私道だから舗装はできないまでも、やはり今これらのミニ団地のところが非常にぼこぼこで道路が傷んできております。自治会のないところもあるわけですよね。それらに対してやはり対応していかなければならないなというつくづく思うんですけれども、今の予算ではこれらの要望にはなかなかこたえ切れないのではないかなというように思うんですけれども、私道とはいえバリアフリー、また安全対策の視点から進めなければならないということが1点。 それと、既存の市道ということでは、担当課に細かくこことここということで私も言ってあります。今、日吉台の成田市行政境の並木町に抜ける道、あれは即道路、即玄関のドアなんですね。それ非常に傷んできております。交通量が非常に多くなってきているんですね。それと、あとメーン道路から北中学校に行くバス道路、メーンは一部直しております。しかしながら北中まで行く道、バス道路も非常に傷んできているということでは、やはり私道又は市道という形で整備していかなければならないのではないかなと思うんですけれども、その辺どういうように把握しているか。 それと、農地の市街化地区が指定されまして、そうなりますと周辺整備というのが求められるわけですよね。車1台ようやくのところもありますし、待避所というところもないようなところもありますから、やはりそれらも安全が守れないということでは、やはり予算の確保というのは十分考えていかなければならないのではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか、お答えいただきたいと思います。 ○副議長(中野善敦君) 柏崎のり子さんの再質問に対する当局の答弁を一時保留ししばらく休憩します。              午前11時38分 休憩             …………………………………              午後1時00分 開議出席議員  20名欠席議員  なし ○議長(森田清市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 市長、相川堅治君。 ◎市長(相川堅治君) 柏崎議員さんの再質問のうちに、国・県に対する要望ということでお答えさせていただきます。 乳幼児医療の助成の拡充ということについては、議員がおっしゃるとおり市議会議長会の全国の方でも要望を出しておりますので、これは要望していきたいというように思っております。柏崎議員さんからデータをいただきまして見ているんですけれども、この中で各市区町村というのがあるんですが、見たところ市がない、町村だけだというのでちょっと残念だなと。市がないということで。神奈川県は県全部でやっているというようですので、要望していきたいと思います。 それから、重度心身障害者に対して現物給付制度に改善してほしいということも、要望していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(森田清市君) 鈴木健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木康之君) それでは、柏崎議員のマザーズホームの充実についてご答弁をいたします。 まず、職員関係の増員がどの程度かということでございますけれども、今現在具体的に何人ということは持ち合わせてございません。ただ現在通園している園児さん方が20名おりますけれども、実際的に20名がすべてそろうということではなくて、少ないときには7名くらいから10人、その日によって違っているということですので、職員一人当たり何人かということについては非常に難しい問題がございます。いずれにいたしましても、重要性は認識しておりますので、その辺は父兄の皆様方に迷惑かからないような形で推進をしていきたいと思っております。 また、指導員の問題だけではなくて、やはりマザーズホームの充実に関しましては、今年度当初予算におきまして、備品購入といたしましていろいろな遊戯セットを購入し、また今年9月の補正におきましても、遊戯室のカーペットの張り替え、これは子供たちが床で遊んだときにけがをしたりということを予防を兼ねまして、今までコンクリートの上に直接カーペットを張ってあったものを間にフェルトを入れまして、転んでもけがのないような形ということで、施設に対してのソフト的な改善等も図っております。 また、夕涼み会であるとか、親子レク、今までは担当レベルで行事をしたんですけれども、担当部長、課長もその中に入りまして、やはり父兄の方々と話合いの機会を持ちまして、充実を図っているところでございます。 また、専門的な指導といたしましても、心理相談関係につきましては平成14年度に16回だったものが15年度に36回ということで、それについての充実も今図っているところでございます。ご指摘の音楽療法等につきましても、重要性は認識をしております。現在8回ということで、音楽療法につきましては1回に対して2人の指導員で実施をしていると。これにつきましても現場の意見を聞き、またその辺の効果等も検討しながら今後増を考えてまいりたいということを考えております。 それと、乳幼児医療の関係でございますけれども、制度の引上げということでございますけれども、市長答弁でいたしましたけれども、市単独では現在考えておりませんが、平成6年に乳幼児制度が始まって以来、いろいろな意見の中でどんどん県の方で改善を見ております。当時1歳からの入院だったものが通院まで認められたとか、6年、7年、8年、10年等どんどん改正をされております。これらにつきましても、県の方にも機会があればその辺の改正関係につきまして要望をしてまいりたいと思います。 また、保険証につきましては関係部局とよく検討してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(森田清市君) 井野都市建設部長。 ◎都市建設部長井野悳生君) それでは、柏崎議員の再質問にお答えしたいと思います。 まず初めに、ミニ団地の私道の補修についてでございますけれども、これは現在も要望があれば実施しております。今後、できる範囲で要望に沿うような形で対応していきたいと思っております。 続きまして、バス通りの補修、北中へ行くところの道路ですけれども、日吉台につきましては平成13年度からメーン通りとバス通りの補修を継続的に実施しているところでありますけれども、ご指摘の北中のバス通りにつきましては破損が著しいということですので、本議会に補正予算を計上させていただいているところです。 また、並木町に通じる道路ということで、日吉台の外周道路ですけれども、一部破損箇所が見られますので、メーン通り、バス通りの進捗を見ながら実施してまいりたいと思いますけれども、危険が伴うような箇所につきましては、その都度対応していきたいと考えております。 それから予算の確保、市長の答弁にもありましたように、予算につきましては当初予算の中で、職員や委託ということで何とか頑張ってやっているところでありますけれども、道路管理上緊急を要するものについては今回の12月の補正と同じように、補正予算で計上させていただいて対応していくということであります。 以上でございます。 ○議長(森田清市君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 再々質問いたします。 ちょっとエンジンがかからなければいけないので、答弁も漏れているところもありますし、私はマザーズホームについては一歩前進のところは増員をするということで答弁いただいたことと、音楽療法、これを増やしていきたいということでこれは親の願いにこたえたものと、答弁を評価しますけれども、さらに週4日の開所を5日、これはもう最初から質問しているんですけれども、ちゃんとお答えいただきたいと思うんですよ。 それは親との関係もありますけれども、しかしながら今の4日というのは水曜日は休みで今の足りない人数の職員の中で一生懸命やっていて、ほかの仕事は水曜日にやっているような状態ということでは、これではちょっと市団体の行政としては余りにもお粗末ではないかと。ためたものをその日に解消しないでその日にやるということでは、やはりもっと充実させながら職員体制も充実させると。確かにほかの方も人数的には、日によって違うと思うんですよ。子供の調子もあるし、それは違うと思います。しかしながら職員体制では、非常に富里市の場合は 5.3人ということで多いですよね。ほかの方は園児数に対する職員は3人ないし2人ですよね。だからやはりこの実態を見るならば、その必要性が求められると思うんですよ。やはりこの辺で忘れ去られる部分ですけれども、しかし親たちは一生懸命なんですね。その辺から見ますと、親たちも遠慮しながら要求していくというところがあるんですね。 私4年前にお母さんたちと一緒に進んでいるさくらんぼ園、佐倉市に行ったんですけれども、この中で感想文を皆さん書いてくれたんですけれども、その中でこの文章の中に非常に凝縮されているなというように感じましたけれども、例えばある親は障害のある子供を持つ母親として感じていることが、親はなくても子は育つとは言えないのではないかと。たくさんの愛情や情熱、訓練、刺激、専門的な知識によるサポート、周囲の人たちの援助、ETCも含めてです。いろいろなものが不可欠だと思いますと。そしてさくらんぼ園にはそれがいっぱいあること、すばらしいことと思いましたということで、書いてあるんですね。私たちは我が子でありながら、その行動や発言に理解できにくい部分があったり、自分自身の感情をコントロールする力がなくなるときもあります。そんなときに相談できる相手、子供のことを客観的にしかも継続的に見てくれる人がいたら、どんなに力強いと思いませんかと。我が子を守り、慈しみ、育てていくために、私たちは母親としてもっと何か必要かを主張してもいいのではないでしょうか。障害や病気などで発達が遅れていても、健常者と同じ社会で生きていかなければならない以上、住みやすい環境を整えていってほしい、そのためには私たちの主張が必要なのではないでしょうかと。 やはり障害児を持つお母さんたちの思いがここの中に非常に凝縮されていると思います。この施策を進めるに当たっては、この思いをしっかりと私は踏まえていただいて進めてもらいたいなと、そのことを強く要望するものであります。 心理相談員の方も前に比べたら36回になったということですけれども、相談したいときにできない、そういうことでは週3回やっているところもあるんですよね。やはりそれらの比較対照もしながら、富里市としてどうあるべきか、障害児教育をどう進めていくのかということをしっかりと考えてもらいたいと思います。 市長も今初めて市長になって、これからが市長の政策の腕のまた思案の見せどころかと思うんですけれども、これらのお母さんたちの声というものを聞いて、市長として予算の執行者ですから、予算の判断というのは市長ができますから、その辺をしっかりと私聞いておきたいと思いますので、是非ご答弁をいただきたいと思います。 ほかの方では、もうプール療法なんかも実施しているんですね。富里市はやっておりませんけれども、そうやって内容を充実してきているということでございますので、やはりそれらにも目を向けてもらいたいと思いますが、ご答弁をいただきたいと思います。 次に、道路の方ですけれども、先ほど申し上げましたけれども、類似公共団体別市町村財政指数表からしても、富里市はその2分の1であるということ、この事実を市長はどのようにお考えか知りませんけれども、やはり住民の願いは生活している道路、これを整備してほしいということの願い非常に多いんですね。先ほど答弁いただきましたけれども、私も個人的には担当課にあちこち言ってありますが、ここでは細かいことは言いませんけれども、やはり住民が生活していく上での安全な道路というものを考えておいてもらいたいなと。予算を一人当たり 1,500円のみならず、是非類似公共団体並みにしっかりと引き上げてもらいたいなと。道路を新しく舗装しろということではありません。今ある道路をしっかりと維持してもらいたいということでございますので、その辺の答弁をお願いいたします。 年間 700から 800件、ところが年間実績には 100件やそこらでは住民の願いにこたえられない状況だなと思いますが、その辺はどうでしょうか。 次に、乳幼児の医療費の方でも全然答えていないんですよね。国・県に要望していくということは、これはもうこちらも承知いたしました。しかし、資格証明書、これを持っていたり、保険証のない方の乳幼児をどうするかと、この制度をしっかりと生かしていくためにはどうするかということですけれども、先ほど私はこの乳幼児医療費助成制度を利用している世帯に資格証明書を発行するかどうかは市町村独自で決めることができると、これが市町村長の判断でありますよというように質問しました。それに対する答弁がありません。国保法第9条、第7条及び8項の規定に基づいて、これは資格証明者であっても乳幼児の助成制度を受けなければならない人には正規の保険証を交付してもいいと。それは市長が判断できるんですよということですから、やはりその対象にするべきではないかというように思うんですけれども、自治体として憲法に保障された生存権を守るという義務があるわけですから、その辺対応してもらいたいと思います。 市長は子供やお年寄りに対する政策を福祉を充実させると公約してきました。だからこそ、これから生命が誕生して1歳、2歳、3歳と成長していくに従って、若い人たちは今の社会情勢、経済情勢ではなかなかお医者さんにすぐ行けるという状況にない人もおります。だからこそ私はその適用をするために市長の判断を是非いただきたいと、そういうことでございます。 先ほどのデータファイルですけれども、なぜその部分を挙げたかといいますと、町村でも中学校卒業までその対象として取り組んでいるところがあるんですよということの例でございます。市がないのが残念だと言いますけれども、町村ですらそれだけ取り組んでいるんですよ。それで、先ほど申し上げましたけれども、この制度を引き上げたり、また実施しているところでは高齢化率が下がったり、また人口増につながって交付税の算定基礎になる人口増や町税、個人、固定資産税の増加にもつながっていると。若い人たちが住みついてくれることによってやはり町税への波及効果もあるし、これから私たちを支えてくれる一つの若い人たちがそのために生命を誕生させてくれるという役割にもなると。これは市長も認識してくれるんでしょうかね。その辺も踏まえて、今後それはこれから1期4年市長をやるわけですけれども、それらの中でその重要性をしっかりと考えてやってもらいたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(森田清市君) 鈴木健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(鈴木康之君) それでは、マザーズの問題についてお答えいたします。 マザーズ、富里市週4日ということで水曜日が休みでございます。近隣市におきまして行われていないところはあると思うんですけれども、ほとんどの市におきまして週5日やっているのが現状でございます。これにつきまして、やはり週5日についてはうちの方も疑問も持っておりますし、今後その辺については週5日に向けての検討もしてみたいと思っております。 以上です。 ○議長(森田清市君) 鴻崎総務部長。 ◎総務部長(鴻崎英明君) 乳幼児医療に関しまして資格証明書の発行世帯について、市長の判断で保険証を交付できる場合があるのではないかということについての質問にお答えさせていただきます。 まず、一つ根拠にされました国民健康保険法第9条3項及び8項に規定する件でございますが、これは法律で老人保健法の規定による医療等ということで、具体的に一部政令に譲っている場合もございますけれども、規定をされているものでございます。確かに小児という言葉も出てくるんですが、これは慢性特定疾患、いずれにしましても医療等ということの中にこの等でありましても、この等は市町村長の判断にゆだねる等ではなくて、一部政令に譲っている部分も含めて等という言葉でくくってあるものでございますので、この規定を根拠に資格証明書にかえて保険証を交付するというのはちょっと困難ではなかろうかと思います。 それともう一つ、市長答弁でも申しました、特別の事情に該当する場合、これは国保法第9条3項に規定する政令に譲っておりますが、施行令の第1条の3、ここで第1号から第5号までありまして、恐らくご指摘の部分はその他これに類する部分というところで、この類推規定を根拠とされてのご質問かというように思われます。ただこれはもともと第1号から第4号までが災害ですとか、病気にかかった、あるいは事業の廃止、休止、これに類する部分ということで、これは当然国保の制度そのものが、お互いに負担する部分は負担しての相互扶助ということから、かなりきつい要件を要求しているんだろうと思います。これに類するという形で判断できるかどうかというのは難しい部分もあろうかと思います。ただ先ほど福祉部長が答弁したとおり、今後の検討課題というようにさせていただきたいと思いますが、直ちにここで今該当して採用いたしますという答弁はちょっと言いがたいのではないかなというように思われます。 以上でございます。 ○議長(森田清市君) 井野都市建設部長。 ◎都市建設部長井野悳生君) 要望の箇所が満足されていないのではないかという話ですけれども、道路整備というのは改良工事と補修という二つ、両輪で整備しているわけですけれども、今回要望の内容というのは長期間というんですか、二・三年かけて直さなければいけないものと短期間に対応しなければいけないものがありますので、市長の答弁等で申しましたように、引き続きまして職員の対応や委託を十分に利用しながら要望箇所の解消に努めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(森田清市君) 市長、相川堅治君。 ◎市長(相川堅治君) おっしゃることは重々分かっております。人口も増えてきたというのも方々で聞かされておるところでございます。確かに子育てというのは、だれもが一生懸命にやりますというように思っていることは間違いないのでありまして、今富里市を考えた場合に、先代の市長が手をつけている仕事がございまして、それを早く終わさないとなかなか難しいなというところがございますので、できる限り集中的に早くお金のかかる仕事を終わらせて、その方向に持っていきたいなという考えのもとに仕事を選別して、絞って、早く終わらせてくれということをお願いしているところでございます。子育ての必要性や障害者に対する、今柏崎議員が言われたことは重々分かっているつもりでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(森田清市君) 柏崎のり子さん。 ◆(柏崎のり子さん) 恐れ入ります。 先ほど、総務部長の答弁なんですけれども、特別な事情が認められるときというのは、これ国保税滞納者に対して、結局払えない人には資格証明書を出しているんだけれども、これは特別な事情がある限りは適用されないことになっているんですよ。ですから、国保の保険証を持たなければ乳幼児の医療も受けられない、対象から外されているものですから、だからこそこの国保法の第9条、また第7条及び8項の規定によって、市長がその特別な事情を判断することができるわけなんですよ。それをきちっと踏まえて、自治体として憲法に保障された生存権を守ることが優先されるわけですから、その判断を市長ができるわけですから、その辺を是非活用していただいて、だれでもが国保税滞納者で資格証明書あれば受けられないという乳幼児制度、また乳幼児助成制度を利用して、今現在利用していても、資格証明書があるという場合10割払わなければいけないんですよ。若くて所得が少ないのに10割払うというのも大変なことですよ。ですから、市長の判断でそれを活用するために、市長がきちんと対応してもらいたいということで、職員ではなくて市長が判断することですから、よろしくお願いいたします。 ○議長(森田清市君) 次に、佐藤照子さん。                (佐藤照子さん登壇) ◆(佐藤照子さん) (1)循環バスについて 住民の強い要望のもとに始まった循環バスです。路線バスが運行されていない交通空白地域の高齢者等の通院や買い物など日常生活における移動手段を確保するために実施されています。利用者の方々の要求がいろいろあり、利用者がなかなか伸びないようです。 都市基盤整備調査特別委員会は、コミュニティバスで成功している上尾市に調査研究に行きました。コミュニティバス成功の条件は、潜在需要の掘り起こし、きめ細かなマーケティングと求められている地域全体で採算をとる地域経営の視点だそうです。ワンコインととても乗りやすく、商標登録された「ぐるっとくん」という愛称まであります。 富里市の循環バスも市民の要求に少しでもこたえるよう要望いたします。そして、市民から親しまれるよう愛称でもつける必要があるのではないでしょうか。市当局の対応についてお伺いいたします。 ①路線の見直しについて。 ②道路運送法第21条、第4条の関係について。 ③愛称について。(上尾市「ぐるっとくん」、武蔵野市「ムーバス」等々つけられております。) ④改善について。(2)富里市の将来を決める合併問題について 富里市の将来にかかわる合併問題が行政、議会、住民において真剣に協議、検討されております。将来に悔いを残さないためにも、あらゆる立場で活発に発言してまいりたいと思います。 そこでお伺いいたします。富里市長は成田市長と対等合併で「新市」をつくろうと話合いをすることになっていますが、どうでしたでしょうか。 また、法定期限内の合併を考えているようですが、どうでしょうか。 単独についても行政改革を幾らやっても財政面で心配があると思いますが、いかがでしょうか。富里市の将来を決める市長のお考えをお伺いいたします。 ①「新市」対等合併について。 ②成田市提案の2市4町について。 ③法定期限内合併について。 ④単独でどこまでできるのでしょうか。 ⑤行政改革について。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(森田清市君) 佐藤照子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、相川堅治君。               (市長 相川堅治君登壇) ◎市長(相川堅治君) 佐藤照子議員の一般質問にお答えいたします。 まず、循環バスの路線の見直しについてでございますが、これまでの実証実験等の結果に基づき、路線の変更を実施してきました。また、本年9月には路線バスの廃止に伴い、循環バス路線の一部を延伸したところでございます。現在は運行委託契約に基づき、契約額の増額が発生しない最長の走行距離になっておりますので、今後路線の見直しについては便数や運行ルートなどを総体的に考慮し、市民の皆様に利用しやすい運行体系を検討していくものであります。 次に、道路運行法についてでございますが、4条については乗合バス事業者による事業であり、例としては千葉交通やJRバスが実施している路線バスが該当します。21条につきましては乗合バス事業が成立しない場合に許可される事業であり、例として赤字による路線バスの廃止に伴い、市町村が赤字分を補てんする廃止代替バスや交通空白地域を中心に運行する循環バスなどがあり、本市で運行しております循環バスはこの21条に基づき運行しております。 したがいまして、全く同一の路線で4条と21条の許可が同時になされることは、競合などの問題から基本的にはございません。 次に、愛称については市民に親しみやすいものを今後検討していきたいと考えております。 次に、今後の改善につきましては、現在の運行体系を基本に利用者数の少ない便について運行時刻を変更するなど細かな改善を実施していきたいと考えております。 次に、合併問題についてお答えします。 まず、合併の方式でございますが、成田空港を抱える日本の玄関にふさわしい未来に広がる「新市」を共につくっていこうという観点から、対等の立場で合併の協議を進めることが大切であり、新設合併が基本であると考えております。 また、11月28日に成田市長と合併問題について懇談し、私から成田市の小林市長さんに富里市の市民懇談会の状況、議会の検討状況等を説明し、合併するのであれば新設合併で特例市をつくっていきましょうとお話ししました。小林市長さんからは、成田市民は合併に関して慎重論が多くなかなか難しい、合併の時期については周辺市町村に配慮しているので、合併の枠組みや方式については成田市民に配慮しているという説明をタウンミーティング等で行っている。成田市単独でも特例市をめざしていくというのが私の基本的な考え方であるというようなお話があり、最後に現在アンケートを取りまとめているところであるので、その結果等も考慮しながら合併について考えていきたい。いずれにしても、お互いに密に連絡をしていきましょうということで懇談を終了いたしました。今後とも合併問題については、成田市や関係する市町村との協議を積極的にしていきたいと考えております。 次に、成田市から提案のあった2市4町の枠組みについてでございますが、本年1月から2月にかけて実施いたしました「市町村合併に関する市民意向アンケート調査」の結果、合併をするのであれば成田市を含む枠組みを希望するという市民が多数おりましたので、現時点では成田市から示された2市4町の枠組みについて検討することが大切であると判断しております。 次に、法定期限内の合併についてでございますが、富里市の市町村合併に対する基本的な考え方で示しておりますとおり、市町村合併を検討するに当たっては市民生活の利便性の向上や市の重要施策の推進、市内全域にわたる発展を基本とし、また合併するのであれば財政的なメリットがある法定期限内での合併が望ましいと考えており、法定期限内の合併に向け努力するものであります。 なお、法定期限内の合併には、本年4月が法定協議会設置の期限と言われておりましたが、この11月に地方制度調査会から出された「地方自治のあり方に関する答申」では、平成17年3月までに関係市町村が知事への合併申請を終え、平成18年3月末までに合併した場合、市町村合併特例法を適用するという内容が示されており、このことを勘案した場合、この12月議会前後が期限と考えられます。ただし法定協議会の設置が遅くなればなるほど協議会での調整、協議の期間が圧縮されることになりますので、留意する必要があると思われます。 次に単独の場合の財政面についてでございますが、経済情勢の低迷により本市もほかの市町村と同様に財政運営が厳しくなっており、投資的経費に向ける財源は年々減少している状況であります。しかし、全国 3,200ある市町村のうち富里市はおよそ 450番目に大きな自治体であり、現在でも人口が増加している状況でありますので、直ちに立ち行かなくなるということはないと考えております。 次に、行政改革についてでございますが、このことは市町村合併にかかわらず、行財政運営の向上という観点から必要なものと考えており、本年10月に富里市第2次行政改革大綱及び行動計画を策定したところでございます。今後はこの計画にのっとり、行政改革を積極的に進めていくものでございますが、市町村合併を行わず富里市単独で行政運営を行うことになった場合は、行政改革行動計画の項目の追加など更に強力な改革を進め、市民サービスの向上に努めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(森田清市君) 佐藤照子さん。 ◆(佐藤照子さん) お答えありがとうございました。 まず、循環バスについて。路線の見直しについて今お答えがありましたが、その中で気になったのは契約額の増加がないようにというお話でしたが、それはどういうことなのか、1点お伺いしたいと思います。 路線がなくなったところに1路線増やしたということは評価しますが、この路線に関してはどこの地域も来てもらいたいわけですけれども、私が住んでいる日吉台地区も路線バスが充実していますが、こちらの方に来るバスは余りないわけですから、それも増やしてもらいたいというお話もありますが、路線が通っていないところを通れば来られるかなと思うんですが、その辺のところをお伺いしたいと思います。 それから、2番目の道路交通法の方ですが、今説明がありましたが、私たちも上尾市に行って説明を聞いてまいりましたが、上尾市の場合には第4条でやっているそうです。そうすると、非常にもっといろいろ幅が広がるということですが、こういう富里市みたいな過疎と言ったら怒られますが、こういうところでは4条は適用されないかと思いますが、その見直しはできないのかどうか。もっと利便性が増えるのではないかと思いますが、その辺のところを。 それから愛称ですが、それは考えていくということですが、どのような形で考えていくのか、お伺いしたいと思います。 それから、改善についてというところで時刻とか細かなことで改善していくということですが、具体的にはどういうことなのかお伺いしたいと思います。 表題にも示しましたが、これがうちの循環バスをやったことによってお年寄りやみんな幾らか乗っているわけですけれども、交通空白地の解消になったのかどうか、市当局はどう思っているのか、その辺をお伺いしたいと思います。 それから、実証実験をやったわけですが、こちらの上尾市なんかの場合も非常に頑張ってきめ細かなマーケティングだとか、潜在意識の掘り起こしだとかということでいろいろやったわけですが、当市も実証実験でやったと思いますが、まだまだ住民が 100パーセント満足いくというまでは大変だと思いますが、いっていないと思うんですが、そういうことをやる気はあるのかどうか。 日本国じゅういろいろなバスがあります。鈴鹿市というところでもバスをやっていまして、非常にこれは過疎地なんですけれども、山や田んぼやいっぱいありまして、そこでも成功したということで、そこではコンサルを頼んで、武蔵野市も民間コンサルを頼んだそうですけれども、本当に徹底したその利用者のニーズとか、その利用者の本音を引き出すインタビュー調査までやったということです。普通だったら一般の路線では、本当に空気を運んでいるような空便運行とかという名前までついて、1便当たりの利用客は 2.5人というそういう路線バスだったそうですけれども、この鈴鹿市で走らせたバスですけれども、徹底したインタビューによる調査だとか、やった結果、非常に黒字までいかないけれどもすごく成功したという例もあるわけですが、当市の場合もそういうその住民の声を徹底的に聞いて、もっと乗れるような調査研究をしていただきたいと思うんですが、その辺の考え方についてお伺いしたいと思います。 それから、今まではやってあげるとか、乗せてあげるとか、そういう供給者側の基点に立った循環バスだった面が大きいと思うんですけれども、そうではなくて乗る方の側、需要者というんですか、そういう人たちの考えに基づいてこのバスを走らせたらいいのではないかと思うんですけれども、その辺の乗る側の考え方をどこまで分かっているのかということをお聞きしたいところなんですけれども、その辺のところをお伺いいたします。 それから次に、合併問題ですが、今市長さんから細かくありましたけれども、全国で3,000 幾つある自治体の中で 1,400を超える市町村がこの法定協議会に参加して、この合併問題を議論しているわけですが、どうして今市町村合併なのかということは皆様も重々ご承知のとおりかと思いますが、国も地方も財政状況がとても悪化していることで始まったわけですが、合併すると行財政の効率化が図られ、サービスが多様化、高度化されている中で、広域的視点に立ったまちづくりとか施策が展開できるということで、また住民の利便性も向上するということで始まったわけです。しかし、心配なことも反面あるわけですね。市役所が遠くなったり周辺地域がさびれてしまったり、地域の歴史、文化、伝統、いろいろな富里市とか富里スイカという名称などがなくなってしまうのではないかと、そういう心配も考えられるわけです。 私はかつて医療関係に勤めていたときに、いろいろな方が入院していらっしゃるわけですが、入院している患者さんが近隣の成田市に住んでいる患者さんなんかはちゃんとおむつが送られてきて、富里市とか大栄町とかにいらっしゃる方は送られてこなかった、同じ条件で入院している方ですね。そういう状況を目にしてこれは何だ、同じ人間なのに、住んでいるところでこのように福祉の格差がある、それはおかしいのではないか。福祉というのは、どこにいても同じようなサービスが受けられなければいけないのではないかということを強く感じたわけですね。それ以来議員になってから、福祉格差については非常に義憤を感じているところなんです。そういうことを今は富里市もおむつの支給が始まっておりますが、住んでいるところによって福祉の格差があるということはおかしいのではないかということを今でも強く感じております。 そういうことを解消するためにも広域的に合併ということが、徐々にそういう差を減らすことになるのではないかということで、合併には私は賛成しているわけですけれども、そういうことで合併論議が始まっていいことだなと思いまして考えているわけですが、今市長さんからもお答えいただきましたが、まず①の新設合併で成田市に申し入れたことですが、成田市長さんの今お答えを聞いて、前回もお聞きいたしましたけれども、説得する気はなかったのか。何ていうんですか、うちの市は新設合併でなければ駄目だから、何とかそういうふうにできないのかという説得してくださったでしょうけれども、その辺はどうだったんでしょうか。 それから、これからも協議していくという先ほど答弁がありましたが、これまでも余りできなかったわけですけれども、どのような形で協議をなさっていくのでしょうか。 それから、2番目の2市4町ですが、これ以外は考えられない、これで市民の要望があるので検討していくというお話でしたが、これについて関係町村がありますよね。うちの市とあと4町がありますが、ほかの町村でも新設合併で協議に行ったというようなお話も聞いておりますが、そのあと残った市町村で連携して成田市に新設でやろうよというようなお話し合いはできないのかどうかですよね。まとめていけることはできないのかどうか、その辺のことをお伺いします。 それから、3番目に法定期限内でということですが、これも今の市長さんの公約でした。期限内に合併ということが。ですので、その公約についてどうするのかなと思いますが、その辺のことについて。 それから、この12月で決定しなければいけないわけですが、期限内で駄目なら期限外の合併についての考え方についてお伺いしたいと思います。 それから、単独でというように言いましたが、厳しいということで、やはり投資的財産が少ないわけですが、朝日新聞の経済のあれで全国でも 450番目に大きな自治体なので大丈夫だというように言っていましたが、自信があるのかどうか。 あと、富里市の合併の流れで合併協議会なんかも設けているわけですが、先日の答弁の中にも富里市は一枚岩で決定したというお話がありましたが、9月16日にもう既に庁議、部長会で決定しているわけですよね。それについて決定したリーダーシップはだれがとったのか。市長さんがおとりになったんでしょうけれども、だれがうちの市はこれでいこうと決めたのか、その辺のことをお伺いしたいと思います。その後に、19日に成田市長さんが申し入れに2市4町でやろうと来たわけで、それに対してここで庁議で決定しているわけですから、そのときのリーダーシップの状況についてお伺いしたいと思います。 それから、第2回合併協議会とかずっと続いてくるわけですが、ホームページにも11月1日に広報紙と同時に発表されたというお話ですが、またさらに市長さんは議会の決定に従うと、絶えずきのうも言っていますが、議会が要するにじゃ法定協議会をやめなさいと言ったらそれに従うのかどうか、その辺のこともお伺いしたいと思います。 さらに、きのうもお話がありましたが、住民投票は時間が掛かるということでやる予定ではないというお話でしたが、前にはやると言っていたので、やはりこういう重要なことなので、住民投票は時間がないもののやるべきではないかなと思いますが、その辺のところについてお伺いしたいと思います。 たくさんありましたが、あと行革のことについて最後にお伺いいたします。 行革、行動計画なんかここに出ておりますが、これを見ますと3年間でやる数値目標も1億 3,000万円ですか、削減ということです。その中の要するに自主財源の確保という中に企業誘致だとか、市税の徴収の向上だとか、使用料、手数料の見直しとかとありますが、この自主財源について特にお伺いしたいと思います。 行革については以上です。よろしくお願いします。 ○議長(森田清市君) 鴻崎総務部長。 ◎総務部長(鴻崎英明君) それでは、私の方からまずバスの関係の何点か、行革関係についてお答えさせていただきます。 まず、路線の見直し今やっているけれども、契約額の増加がないようにというのはどういう意味かということでございまして、これは年間約 1,400万余円の予算で運行委託をしておるわけでございますが、具体的な数字はあれなんですが、総延長何キロというようなキロ数でもって、この委託の額を定めておるような契約方式になっておりまして、先ほど答弁でも申しましたとおり、もういっぱいいっぱいの最長の走行距離になっております関係で、見直すとすれば利用者の多寡によって、時刻表、ダイヤを組み替えるとか、あるいはニーズのないような路線そのものの見直し等を、この総延長距離の中でもって見直していくというのが当面の対応でございます。 それから、第4条、第21条の関係で、上尾市は第4条でやっているではないかということでございます。これは私も調査に同行させていただきましたけれども、上尾市は6路線あるうちの最も長い1路線、これが逆に4条でしか許可にならなかったというように聞いております。この路線は交通過疎の部分ではないのではないかと。したがって、むしろ路線バスに近いような路線バスを市営でやっていると、こういったようなこの路線、この6系統のうちの1系統が第4条で許可になったという経緯であるというように理解をしております。先ほど答弁で申しましたとおり、千葉交通、第4条でやっている路線バスと重複しないと、競合しないという中で交通空白地を埋めるという形でやっております関係で、富里市で循環バスを第4条でやっていくという部分はないものというように理解をしております。 それから、愛称につきまして過去に1回やった経緯があるんですけれども、適当なのがなかったという経過もあるわけでございますが、いずれにしましても市民に愛されるという部分で仮称でございますが、市民アンケート等を利用しながらやっていきたいというように考えております。 それから、改善について今後ともと具体的にはどういうことかと、これも先ほど市長答弁にもあったわけでございますが、総延長距離を変えない中で利用者の少ない便について運行時刻を変更するなどの改善が当面考えられるかと思います。 それから、空白地の解消になったかということでございますが、これ相当程度、 100パーセントとは言いませんが、空白地の解消にはなっておるというように思っております。 それと、今後の実証実験ということもご指摘ございましたけれども、いずれにしましても住民ニーズの掘り起こし、これは引き続いて民間コンサル等が可能かどうかも含めまして、引き続き努力してまいりたいと思います。その際の視点といたしまして、乗る側に立った調査研究、これもやってまいりたいというように思っております。 それから最後、行革の行動計画の自主財源の確保についてはどういうことか。これは収入の大宗を占めます地方税、税収の徴収率を、目標値でございますが1パーセント上げること、アップを図るというようなことと、それから併せまして企業誘致等も含めまして、一番大きいのが自主財源という税金でございますが、税収の確保、それから企業誘致、こういったようなものを指しております。 以上でございます。 ○議長(森田清市君) 市長、相川堅治君。 ◎市長(相川堅治君) 今質問を受けましたこと書き漏れがあるかなと思いますけれども、合併についての住民の利便性、あるいは福祉の格差、成田市長を説得したのか、あるいはどういうように協議を進めていくのか、1市4町で新設でやろうということを成田市に申し込むことはできないのか、期限内の合併、期限外の合併について、単独でいくということに自信があるのか、あるいは庁議の決定のリーダーシップをだれがとったのか、議会の決定に従うということですが、これはどうか、住民投票をやると言っていたんですがやるべきではないのか、あるいは行動計画の自主財源についてということのご質問でございますので、順次お答えをさせていただきたいと思います。 私自身はこの 1,400を超える市町村の合併協議会があるということも聞いております。ちょうどきのうでございますけれども、おとといホースサミットがございまして北海道の町の皆さんが来ておりました。あした町村の全国大会があるということでございましたので、きのう恐らく全国大会があったんだろうなと思います。それで当然1万人以下のことがこの前の私たちと同じように大きなテーマになり、今問題になっているだろうと、私は思っております。利便性というものを考える場合には、やはり自分の町、独立した富里市というものでいる場合の権利、国に対して小さかろうが大きかろうが、やはり一つの独立した団体として文句を言うということではないんですけれども、意見も言える、主張もできる、個人の名前を持ったいわゆる独立した団体として今富里市は堂々と言えるし、ものも求められるし、やっていられるのが今の現状です。したがって、住民に対していろいろなことの利便性を図っていこうという場合には、今は一地域の富里ではなくて、富里市として独立した自治体として今皆さんの言っていることも要求できます。しかしこれはなかなか大きな団体になって、その一つの地域になってそれができるかというとそれは不可能かなというような感じも持っております。 日吉台に行ったときに一人の人が5分で行ける、それがこれからの私は社会だと思います。超高齢化社会になればやはりいろいろな施設が側にある、それが最も便利な求められる社会かなというようにも感じておりますので、余り広いということが果たして超高齢化社会にプラスになるものか、面積の広さが事によったらプラスにはならないのではないかという考え方も私は持っている一人ではあります。 したがって、それと福祉の格差ということでございますけれども、これはやはり今ある国の状態、弱いところ、小さいところは地方交付税で手厚くやって格差をなくそうということをしてきております。したがって、皆さんご存じのとおり、小さいところでも非常に福祉によくやっているところもございますが、どうしても各自治体で決めることでございますので、これから合併をしても、またほかの市と新しくできた成田市との格差もできないということはないと思いますので、この市町村による格差ということはこれから先もつきまとってくるものと私は思っております。 それから、成田市長を説得ということでございますが、成田市長は成田市長として非常に苦労して住民の意思をつかもうとしているというように私は見てまいりました。私が説得するというよりも、成田市長自身が市民の意思をつかんで自分で決めようというように苦労なさっているんだというように感じてきました。それでまた例え合併しようとしまいと、富里市と成田市は連携をとって仲良くして一枚岩でやっていかないと、私たちの方で道路もできませんということも申し上げましたし、成田の市長さんもそれは一緒にやっていきましょうということをおっしゃってくださいました。したがって、説得というところまでは私はしなかったというように思います。これから協議するというのをどのようにしていくかというのは、まだ考えておりません。申し訳ないですけれども、これからはどのようにしていくかと、ただ綿密に連絡を取り合いましょうというように成田市長さんも言ってくださいましたので、連絡は取り合っていきたい、そう思っております。 それから、1市4町、富里市と成田市を除いたほかの皆さんで一緒に新設でやろうということをできないのかということでございますけれども、それをやるとすれば次に富里市でございますので、富里市が音頭をとってやるべきかなというようなことも考えますけれども、まだそれはちょっと今のところ手をつけていません。 それと、期限内の合併と期限を過ぎてからということでございますが、富里市の場合は期限内の合併がいい、だから成田市長の場合は期限内であろうと、期限外であろうと、不交付団体でございますので、その期限というのは成田市長さんの言うように周りの市町村を考えて期限というのを言っているんですということですから、私は成田市長さんの言っていることは正しいのではないかなと思ってそれはおります。したがって、富里市としては、期限内に合併するのなら合併するのがベターだというように思っています。 単独で自信があるのかということでございますが、自信はございます。これは富里市全体で富里市の人たちすべての人が富里市をよくしよう、富里市を一つでやっていくんだというその力を私は信じているからです。もし合併できない場合もきっと協力してくれる。それは過去にいろいろな富里は困難な時代がありました。空港のときもそうだし、スイカがもうつくれないのではないかというときもそうでした。そのたびに富里のすべての皆さんが力を出して、その難局を乗り切ってきたという経緯がございますし、私もそれを見て知っておりますので、皆さんがきっとやってくれるんではないか。もう新旧という人は富里にはおりません。子供を学校に上げて卒業させた皆さんですので、みんなで力を合わせて、もし合併ができなければ単独でもきっとやっていけるのではないかというように考えております。 それから、庁議の決定のリーダーということですが、庁議ですので全部同じ格でございますので、皆さんが自由に言って、それを聞いて、これといってリーダーということはありませんで、助役さんが司会者になって皆さんにお話をして、皆さんの意見を聞いて最終的に決めたということでございます。 議会の結果に従うということではなくて、議会の結果を尊重しますと私はいつも言っていまして、従うということはちょっと申していないかなと思います。とにかく尊重させていただきます。 それと、住民投票をすべきということは、私は今も住民投票やらないと言ったのではなくて、時間がないので難しいけれどもやろうという考えは持って今も向かっています。ただできなくなった場合は、住民の皆さんに公約を果たせないことになりますので、申し訳ないので、今から早目に皆さんに、もし時間がなくてできなくなった場合に困るので、時間がなかったらできなくなりますということを申し上げたということでございます。 それから、行革の行動計画でございますが、必ず目標値を示しなさいということを最初から申し上げてきました。ただ気分だけでけちけち運動では駄目ですよ。幾ら幾らという目標値というものは示しなさいと。私が言うまでもなく目標値を示してくださいまして、来年度からは起債も幾らにしよう、その限度額も示してくださった。これは私が言っただけではなくて、職員あるいはこの行革に係る委員さん方が決めてくれたということでございます。 以上でございます。 ○議長(森田清市君) 佐藤照子さん。 ◆(佐藤照子さん) まず循環バスの方ですが、予算が決められてその中で総延長ということで1,400 万円を行革の大変な中で、これ以上使えというのは無理かもしれませんが、住民のためになれば、これからいろいろ市場調査をしたり住民の要望を聞いたりしていく中でもっと増やしてもいいのではないかと思うんですが、飽くまでもこの 1,400万円の中で総延長を決めていくと言ったら、もうこれ以上変わりようがないわけですよね。そのまま受け止めると少しおかしくなってしまうので、この予算額を変えて総延長を延ばして何とか住民の要求にこたえてくれということを言っているわけですから、その辺のところをこれも政治力でしょうけれども、その考えはないのかどうか。飽くまでもこの 1,400万円とその総延長にこだわったら何を言っても変わらないわけですよね。路線を延ばせ、新たに何とか考えろと言ったって変わらないわけですから、まずこれを変えてもらわなければすべてが変わっていかないのではないかと思うんですが、この辺の市当局の考え方についてお伺いしたいと思います。 それから、愛称についてはやってくれるということでしたけれども、過去にもやったというお話がありましたが、ちょっと聞いていなかったので過去にどんなことを決定してやったのか。市民アンケートをおやりになるそうですけれども、それはどんな形でいつやるのか、お伺いしたいと思います。 改善についてはそういうことで、まず初めの 1,400万円と総路線を延ばさない限りは一切改善できないのではないか。細かな時刻とかものは変えられると思いますが、何の意味もないのではないかと思いますが、やはり住民の強い要望で循環バスが始まったわけですから、どこの市町村も半分ぐらい採算がとれたら成功だと言っているわけですから、住民福祉のためにもこの 1,400万円の枠を外して、総延長をもっと延ばして住民の足を確保するためにやっていただきたいなと思います。 先ほどお答えがなかったんですが、路線の通っている日吉台にもどうかという問いかけをしたんですが、総延長が延びない限り無理だと思いますが、その辺の考え方について日吉台は一切来ないのかどうか。やはり循環バスというのは非常に重要なところで、これからどんどんどん高齢化が進むわけですから、これを充実させていっていただかなければ困りますので、その辺の考え方についてお伺いいたします。 それから合併問題ですが、いろいろこれに市長さん丁寧に答えていただきましたが、今のお話をお伺いすると、単独でもやる自信があるという強い決意の市長さんのお考えで、これはちょっと合併は無理かなというように思ってしまうわけですけれども、住民投票も時間がないということですが、是非やっていただきたいと思いますし、まず1点は何ていうんですか、リーダーシップというお話をしましたが、その中で司会をやったのは助役さんだというお話が出ましたので、助役さんのお考えを1点お伺いしたいと思います。 それから、福祉の地域格差ということでお話がありましたが、是非その小さいところでも福祉は充実していくという市長さんのお話がありましたように、例え合併しようがしまいが、富里市は最高の福祉の市なんだということを、どんどん行政としても進めていっていただきたいと思います。 それから、ほかの1市4町との連携を富里市がリーダーシップをとって是非やっていただきたいなと思います。要するに成田市は2市4町を示したわけですが、それに対して新設であればいつでも富里市もほかの市町村もいいよと言っているわけですから、やはりこの際リーダーシップをとって、全議員そうではありませんけれども、私としてはこの機会を逃がしたら二度とないというような機会ですので、住民福祉のためにも是非市町村が連携を取り合って、成田市にお話し合いを取り合うということはできないのかどうか。さらに強力に進めていっていただけることはできないのかどうか、お伺いいたします。 そういうわけで、市町村合併の流れをずっと見てみましても、富里市は何となく合併に対しては消極的な考えだなということをつくづく感じますが、やはり日本国全体でこういう流れの中にあるわけですから、これからの住民生活を考えるためにも是非真剣に私たちも考えますが、市当局も考えていただいて、悔いのないやはり富里市将来のために、富里市をもっともっとよくするためにお互いに切磋琢磨してこの問題を乗り切っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(森田清市君) 鴻崎総務部長。 ◎総務部長(鴻崎英明君) まず、循環バスに関しましての再々質問にお答えさせていただきます。 まず、飽くまで 1,400万円の予算にこだわるのか、そういうような趣旨で申し上げたわけではございませんで、これ 1,400万円と申しますのは、もともとこれはバスの検討委員会で交通空白地をどのように解消していくのかということで、そのどのルートをどのように走らせたらいいかと。その一方で路線バスとの競合をしないようにどうしようかということでもって、検討していった結果そうなったわけでございまして、必ずしも 1,400万円以上は増やしませんということではございません。必要に応じて今後とも検討は重ねてまいりますが、住民のためになれば、予算の範囲内でふやすことは検討してまいりたいというように考えております。 それから、愛称について1回募集したことがあるというのは、これはバスのデザインを募集したときに併せて愛称についても募集したと。ところが飽くまでデザインにふさわしい名称というんですか、デザインを指標するような名前になってしまって、必ずしも適当なものがなかったという事情がございます。具体的には平成14年度ですか、市内の小学校の高学年と中学生から、バスのデザインと愛称を募集した際に愛称も併せて募集したということでございます。適当なものがなかった。今後できるだけ早期にアンケート等の方式によりまして募集してまいりたいと、検討してまいりたいというように思っております。 それから、日吉台の件でございますが、もともと第21条の循環バスというのは、一般乗合旅客自動車運送、つまり路線バスが運行することが困難な場合に、その交通空白地を埋めるための手段として第21条の許可がなされるわけでございまして、路線バスと競合しないということが許可条件になりますので、既に入っているところに循環バスも入っていくというのは、困難ではなかろうかなというように考えます。 以上でございます。 ○議長(森田清市君) 助役、小見川 明君。 ◎助役(小見川明君) それでは、再々質問にお答えいたします。 まず1点目でございますが、今総務部長の方から循環バスについては一応説明がございましたが、これにつきましては平成11年から実験実証を何度も重ねながら、2か年重ねながら議会にも報告させていただき、またルートの変更、時刻の変更、乗車人数等各方面から検討して、改善を今までしてきているところでございます。ですから、決して検討しないということではございません。これからも一層改善に向けてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。 それから、庁議の関係でございますが、これは市の中での庁議の開催の中で、庁議の進行司会役には助役がなっているものでございます。これについて、その提案するものについては市長提案でございまして、その提案をし、また各構成人員によってその内容を十分検討していただいて、その総意が今回の新設合併でいくという方向に決定されたものでございまして、誤解のないようにお願いいたします。 ○議長(森田清市君) しばらく休憩します。              午後2時15分 休憩             …………………………………              午後3時03分 開議出席議員  20名欠席議員  なし ○議長(森田清市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、鈴木英吉君。                (鈴木英吉君登壇) ◆(鈴木英吉君) それでは、一般質問をさせていただきます。(1)市民サービスについてと英語教育の今後の見通し 富里も村から町、そして市へと駆け足で発展してきましたが、しかしこれはクエスチョンマークです。それは市としての行政改革ができていないからです。特に市民サービスは立ち遅れ、市民からの不満の声が多く聞かれます。本市 500名の職員からすれば、もっと市民サービスに徹することができると思います。 それから、市長の公約である英語を話せる市とありましたが、なかなかこれは難しい問題だと思いますが、そこでお聞きします。 ①市民サービスについての具体的な構想はあるか。 ②英語を話せる市としての実施要綱があるのか。(2)土地区画整理事業について 本市における区画整理の取り組み方にいろいろのところに疑問が見受けられる。例えば先日北新木戸の地権者で2名ほど市役所からの書類が届いているにもかかわらず、自分が区画内に置かれていることさえ知らずにいた人がいましたが、これは25年という長い歳月の中で、当時説明を受けた人が亡くなり二代目になっているため、その立場が分かっていないのです。何年かごとに全体を集めての説明会をやるべきではないのか。 もう1点、市道02- 003号線は建設課が日吉倉の道路用地の確保ができた時点で工事を始めると聞いていますが、現にそれは不可能に近い状態であることは承知のとおりだと思いますが、それともう1点、市街化農地の開発と住宅の供給という意味で小規模の区画整理が必要だと思います。そこでお聞きします。 ①北新木戸における全体の説明会等の計画はあるのか。市道02- 003号線の着工の見通しは。 ②今後、小規模区画整理の計画はあるか。 以上です。 ○議長(森田清市君) 鈴木英吉君の質問に対する当局の答弁を求めます。 市長、相川堅治君。               (市長 相川堅治君登壇) ◎市長(相川堅治君) 鈴木議員の一般質問にお答えします。 まず、住民サービスについてでございますが、本年10月に富里市第2次行政改革大綱及び行動計画を策定し、「開かれた行政と協働のまちづくり」、「効率的な行政運営の推進」、「効率的な財政運営の確立」を三つの重点項目として、行財政運営全般にわたる総点検を実施し、行政改革を積極的に進めていくものでございます。 なお、策定した大綱及び行動計画の特徴としては、具体的数値目標、削減目標額、取組年度を設定し、改革の進捗状況については住民組織である行政改革懇談会への報告を行い意見を求めるとともに、市民等への公表に努めながら取り組むものでございます。 議員ご質問の住民サービス向上については、大変重要なことと認識しており、策定した行動計画の中で市民課窓口業務の延長の外10項目を具体的に挙げ実施に向けて取り組んでおります。 また、9月議会においても職員の接客態度、電話応対など接遇について答弁させていただきましたが、今後は接遇に対するマニュアルを作成中であり、改めて市民の立場に立った誠実な対応に徹するよう注意を促し、市民サービスの向上に寄与してまいりたいと考えております。 次に、英語を話せる市としての実施要綱についてでございますが、去る9月議会でも答弁いたしましたが、有識者による(仮称)英会話推進協議会を設置し具体的な手法を検討していく考えでございます。そのために(仮称)英会話推進協議会の設置要綱を15年度中に制定し協議会がスタートできるよう進めていく所存であります。 次に、北新木戸における全体の説明会等の計画はあるのか。市道02- 003号線の着工の見通しについてでございますが、七栄北新木戸土地区画整理事業につきましては、住民にご理解をいただけるよう事業の準備段階から住民説明会などを開催するとともに、土地区画整理事業の許可前の平成11年11月から事業の内容及び進捗状況を掲載した「北新木戸だより」を発行し権利者の皆様への情報提供を行い、事業に対するご理解とご協力をいただくようお願いしているところであります。 今後におきましても、事業の重要な事項や工事実施等に関しては、集団説明会や個別説明等により対応してまいりたいと考えております。 また、市道02- 003号線につきましては、都市計画道路3・4・20号線として整備を予定しております。範囲といたしましては国道 409号から日吉台入り口までの約 1,740メートルとなっております。そのうち市街化区域の約 780メートルにつきましては、土地区画整理事業により施行期間である平成23年までを目途に整備を図り、市街化調整区域の約 960メートルにつきましては、国道 409号並びに土地区画整理事業の進捗により引き続き整備を目指し取り組んでまいります。 なお、市街化調整区域内の既存道路である市道1-0142号線の一部区間につきましては、今年度において境界幅員である6メートルを最大限に活用し、舗装並びに照明施設等の設置を行い安全の確保に努めますとともに、土地区画整理事業区域内の市道02- 003号線につきましても老朽化が進んでおりますので、事業との整合を図りつつ維持補修に努めてまいります。 次に、今後小規模区画整理の計画はあるかについてでございますが、公共団体施行によるものの計画は現在のところありません。土地区画整理事業の施行主体として、ほかに個人施行や組合施行等がありますが、土地区画整理事業による土地活用を図りたいという地権者からの相談がなされたときは、市街化区域内農地の計画的な宅地化促進並びに必要となる関連公共施設の整備改善等の問題を総合的に勘案しながら対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(森田清市君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 再質問を行います。 市民サービスの件ですけれども、ただいま市長が10項目のサービス業務を提案してと言われましたが、それとあとこの前市民サービスという欄で企画課が市民サービスということで説明を行うということで載っていましたけれども、私が市民サービスと言ったことは、今回の合併問題にしても市制施行問題にしても、やはり十分に市民に行き渡ってないということが、まず第一ということですね。そして合併が編入であろうと対等であろうとそれはほかの問題で、私も市内巡回していろいろな人と1対1で話した中では、やはり市民は富里がなくなるとかそういうことを考えていない人も結構多くて、編入でもいいんだと、今のままで富里が変わらないなら同じだという人も結構いるんですよ。 それと、やはり先ほど市長が利便性の問題を言いましたけれども、現在やはり南部の方を考えた場合に、これから富里市として単独でやった場合に利便性を隅々まで持っていけるのかということもこれはまた疑問でありますし、そういう面で見てもっともっと市民一人一人に市政の出前サービスといいますか、そういうものを徹底して、本当に市民に理解してもらって行政を運営していくということがなければ、やはり富里市としての発展もあり得ないと思うし、また先ほど市長が空港反対とかスイカが駄目になったときにみんな協力してくれたから、また協力してくれるよというようなことを言いましたけれども、これからはやはり新興住宅、日吉台、いろいろなところから来ている住民も多い中で、ただこれ一丸となって前みたいな感覚で助けてくれるとは、楽観的なムードではこれはできないと思うし、また一つはやはり空港圏を取り巻いて大きな構想を持って将来性のあることを考えていかなければ、ただ富里市を守る守る、これだけでは一つも社会的な希望も何もないし、やはり国際的な英語の話せる市としようという構想の中で、ただ富里市を守るだけだったら何のために英語をもって国際的な交流をするのかということも考えられるわけでありますよね。やはり首長である以上、市民が協力してくれるということではなくして、やはり自分がきちんとした表明をして市民にお願いすると、これが正当な形ではないかと、私は思います。 私が中学3年のとき富里中学校に剣道部ができて、そのときに今の現市長と岩井議員が剣道の指導に来てくれました。そのときは本当にもうはつらつした形で、私たちも尊敬しながら教わっていました。私は武道をやっている以上、武道は生涯武道ということで、やはり生涯自分の自分自身をきたえるために武道をやるわけでありますけれども、現在現市長が剣道をやっているかどうか分かりませんけれども、そういう私も同じ武道家として、やはり毅然とした態度で首長としての考えをまとめてもらいたい。ただ言葉のあやで、市民のことを思っているようなことではなくして、やはり自分の主義主張をもう少しはっきり言ってほしいと、こういうように思うわけであります。 それから、この市民サービスにおいて10項目の市民サービスを出してありますけれども、先日、今市市に消防委員で視察に行ったときに、今市市ではこういう「いもこじ講座メニュー」というのがありまして、これはサトイモを洗ううちにいろいろもまれて皮がとれてなじんでくると、これは二宮尊徳先生のその教えに基づいてやっているそうなんですけれども、この出前講座では 103項目あるんですよね。これが各課で大体五つか六つぐらいの担当課で項目があって、10人集まれば市民のところへ出かけていっていろいろな仕組みや事業内容、そして皆さんが知りたい、聞いてみたい、身につけたいと思うことをきちんと説明すると、そういうことでやっていますし、また学校版でも17項目ありましていろいろな税金のこと、それからいろいろな家庭内のこと、ごみのこと、いろいろなそういうような市政に関することをやはり授業なんかで40分、50分というようなこれは出前講座みたいな感じで、「いもこじ講座 110番」ということでやっているんですよね。そういうことを考えた場合に、本当に一生懸命考えているかということからすれば、10項目のやったことはそれほどのことではないのではないかということで、私はもう少し頑張ってほしいと。 とにかく行政というのは市民のためにあるものであって、行政のためではなくて、市民一人一人が納得できるそういうような行政をやってもらいたいということであります。市民は結局行政を信頼しているわけですから、そして行政の決めたことに関してはそれに従わざるを得ないわけですから、もう少ししっかりとした考えと市民を指導してというか、引っ張っていくそういう構想をきちんとしてほしいということと。 あと、英語教育ですけれども、英語は会話を話すというのは大変難しいことで、今現在市立幼稚園でも英会話をやっているところがありますけれども、幼稚園の舌のやわらかいときに発音をきちんとヒアリングを覚えて、外国人から覚えてやっていかないと、本当に英会話というのはできないんですけれども、学校教育できちんと英会話を話せるように教育していただいて。 社会人に対してはやはりこれ今も各同好会というのがありましてやっていますけれども、これを私も英会話教室に行ったこともありますけれども、やはり目的がないと続かないんですよね。これもスポーツと同じで週2回か3回、やはりヒアリングしたりトーキングしたり、フリートーキングしてやっていかないと英会話を身につけるということは大変難しいことで、私も大体日常会話はできますけれども、何年も日本にいるとだんだん忘れてきますけれども、やはり外国へ行って外国人と話すとどんどんまた思い出して話せるようになるんですよね。ただそういう意味で、やはり実践会話が一番英語会話を取得する最大の成果だと思いますので、社会人に対してはそのような形で、先日市長も言いましたけれども、できるだけ市内にいる外国人にボランティアみたいな感じでどんどん来ていただいて、そしてフリートーキング、まずヒアリング、そういうのを実践でやっていくことが一番いいのではないかなと思いますし、前回小冊子を全家庭に配るということを言っていましたけれども、小冊子を配ることは予算もかなり掛かりますし、小冊子で会話ができるものではありませんので、それよりもやはり同好会とか、いろいろな公民館とか、コミュニティセンターでそういう教室を設けて、きちんとした外国人のヒアリング聞きながらフリートーキングすると、そういうような感じの具体的なやり方がいいのではないかと思うわけであります。 それとあと、区画整理の問題なんですけれども、先ほど言いましたようにもう25年たっていますので、できるだけ書類をしていろいろ分かっているんですけれども、個人個人に聞いてみると、本当に分かっている人というのは少ないですよ。だから、やはり回覧とかそういう印刷物だけではなくて、実際に行って肉声でやはり説明して、また質問を受けると、そういうような感じの中で説明を時々やってほしいと思います。やはりもう現在は地権者も反対するという意味合いよりも、協力して自分たちのところをよくしていきたいという気持ちでいっぱいなので、市の方もそういうような気持ちを酌んでいただいて、分かりやすい、そしてすばらしい土地区画整理事業を成功させていただきたいと、そういうように思います。 それから、市道02- 003号線ですけれども、これは一番区画整理の中でメーンの道路でありまして、自分なんか一番初め計画を知ったときに、ここに16メートル道路できるのかというそういうようなすごく夢というか、そういうもので喜んだわけでありますけれども、いまだにただ狭くて歩道もない、そして先日補修はしていただきましたけれども、まだまだああいうメーン道路としては恥ずかしい道路なんですけれども、その中でやはりメーン道路がきれいになると、区画整理をやるとこんなによくなるんだなというようなそういうような意識もありますので、だからできるだけそういうような市道02- 003号線もいろいろ計画あると思いますけれども、早目に整備していただければもっと区画整理もやりやすくなるのではないかなという感じもするわけであります。 それから、小規模区画整理なんですけれども、インターの反対側、準工地帯のところがあるんですけれども、あそこは今度市になったところで市街化農地としての宅地並み課税が来るわけですけれども、準工地帯と指定されていながら何の開発もなされていないということが、何のために線引きしたのかなという感じを受けるわけですね。今ステファニーという化粧品が来ていますけれども、あれも受益者負担で、自分でいろいろ周りを整備しながらやっていますけれども、やはり基盤整備というものをきちんとした上で企業を受け入れなければいけないし、そうすれば企業もいろいろな面で協力してもらえるし、またどんどん進出してくると思うんですよね。 それと、今度富里市工業団地企業立地促進条例というのができましたけれども、これは工業団地だけで今新木戸の区画整理の中には適用されないということになっておりますけれども、ここも今ベイシアという大きいところが一つ決まっていますけれども、南新木戸においてはパチンコ屋が大体来ている状況なんですよね。そうするともうあそこがパチンコ屋だらけになってしまうんですよね。そういう意味で何のために区画整理やってにぎわい核にする、パチンコでもにぎわい核にはなるかもしれませんけれども、そういう意味ではなくてもっと富里市として表玄関ですから、すばらしい企業を呼んで本当ににぎわい核、商店街、駅のない富里市ですからインター周辺を商店街という誇れるようなそういうような企業に来てほしいわけですから、そういうような市の方の指導もしていただきたいと、こう思うわけであります。 それから、インターのところに今アダプトプログラムでごみ拾いやって、毎月やっているんで大分ごみも少なくなったんですけれども、ちょうどインターの国道 409号のところに草が大体2メートルぐらい生えているんですよね。それで前夏のときに市役所の職員に、これはどこの管理だと言ったら、成田土木事務所か何か言われたんですけれども、一応それを通知したり何かするのは市の役目ですということで答えがありまして、じゃ早速やりますってそこでは回答したんですけれどもその後全然回答がなくて、この前もまた言ったんですけれども、またじゃ話してみますってそれから回答がないんですよね。市民がこれ毎月毎月朝早くごみ拾いをボランティアでやっているのに、ごみは大分なくなったんですけれどもちょうどインター出たところにこんなぼさぼさの草がそのままになっているということ自体、ちょっとこれはお粗末ではないかなという感じがするんですよね。そういうような巡回というか、そういうようなサービスみたいなのをして、やはりそういう景観ももっとよくなるようなそのような業務をしないと、幾ら行革とはいろいろな面で立派なことを挙げても、実際に動かないと何もならないと。 一つ富里市を変えるんだと、合併、それより単独でやるんだという気持ちがあればやはり自分の身を挺して、それこそ昔だったら私財をなげうってもやるくらいの気持ちがなかったら、ただ言葉だけで言っていたんではこれは市民もついていかないし、本当の行革はできないと思うんですよね。そういう意味でなるべく優しく、そして市民に浸透するようなそういうようなサービスをきちんとこれからしていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(森田清市君) 市長、相川堅治君。 ◎市長(相川堅治君) 私からは英会話についてと首長としての考え方をまとめてもらいたいという二つについてお答えさせていただいて、そのほかは部長さんから答えていただきます。 私の考え方はもう以前から申し上げてあるとおり決まっております。新設であれば成田市と一緒になりたいということであります。そして、一緒に空港の表玄関をつくろうということは、もう再三申し上げているとおりであります。 それともう一つ、英会話のことでございますけれども、英会話は職員に今取り組んでいただいておりまして、推進協議会というものを15年度中に設置するということでございますけれども、むしろ12月中に出来上がるぐらいの勢いで今やっていただいております。それができましたら今鈴木議員さんが言ったようなことも考えていくし、反映をさせていけたらよろしいかなと思いますので、この推進協議会がまず設置されてから、その次に来年度から動き出すというようになりますから、よろしくお願いします。 ○議長(森田清市君) 鴻崎総務部長。 ◎総務部長(鴻崎英明君) 私からは市民の皆様に対する情報提供、理解の促進ということについてお答えさせていただきます。 既にご案内のとおり10月に策定いたしました第2次行政改革行動計画の中で、冒頭の第1番目の項目としまして「開かれた行政と協働のまちづくり」ということで、市政の行政情報の公開、提供、これを第1番の項目に挙げておるわけでございます。このため現在あります「広報とみさと」広報紙の充実を図りましたほか、ホームページの充実、あるいは合併を例にとってのお話がございましたけれども、合併に関しましては資料ということでまとまった形のものをその都度全部で6号まで出したわけでございますけれども、こういったようなものを区長さんを通じて配布していただいたというようなこと、これは合併に関することでございますが、特別にそういった資料提供も行っております。このほか市民懇談会、これは今回合併のことに関しまして始めたわけでございますけれども、このことも広く市政運営に関する意見や要望を広く反映する、把握するために、市民懇談会を引き続き継続をしてまいりたいと思っております。 それから、逆に市民が知りたい制度、内容等を職員が直接出向いて説明する出前講座、これも本年、来年検討を重ねて、17年度には実現をするような方向で進めてまいりたいというように考えております。引き続き市民との協働のまちづくりという点で欠くことのできないことでございますので、今後あらゆる工夫をしながら情報提供に努めてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(森田清市君) 井野都市建設部長。 ◎都市建設部長井野悳生君) 鈴木議員の再質問にお答えします。 説明ということで、もう少しよくしてくれないかということですが、これにつきましては前回もお答えしたと思うんですけれども、分かりやすく、親切に対応するようにしていきたいと思います。 それから、市道02- 003号線の整備を早くということですけれども、取りあえず国道 409号と南新木戸にぶつかるところに社台牧場がありますけれども、そこの道路の整備を今初めにやる予定でいますので、それの進捗状況に合わせてなるべく早く進めていきたいと思います。 それから、インターの南側の準工地帯の基盤整備ということなんですけれども、これにつきましてはその地域の皆様のお考えもあるでしょうから、そこら辺をお話を聞きながら進めていきたいと思います。 それから、インターチェンジの前の草刈りということですが、ちょっとこれ分からないので現地見させてもらって、それからまた連絡させていただきます。 以上です。 ○議長(森田清市君) 鈴木英吉君。 ◆(鈴木英吉君) 再々質問をさせていただきます。 今回、一番私の重要ポイントとしては市民サービスということで、先ほど合併問題は編入とか対等とかということは別にして、今出前講座というか、細かい制度はないので、できればもう少し区長さん単位というか、自治会単位、そういう感じで、せっかくいるんですから頼んで人を集めて説明をすると。そのくらいのことがあってもいいのかなというような感じはします。ということは、これ市民にとっても市にとっても将来を左右することですから、もう考えは決まっているにしろ、やはりきちんとした説明を市民一人一人に浸透することが、これは役目ではないかなと思いますので、こういうことが今後もただ広報に載せて、今度は説明会ありますよと言って、10何人とか20人しか集まらないで、それでもうこの広報を見ると質疑は出ていますけれども、これでほかの人が見たらかなりもう浸透しているんだなと、判断が誤ってしまう場合もありますし、またいろいろなところで合併問題どうなんだよとか、常に聞かれるんですよね。そういうことにおいて、やはりもう少し市民一人一人に浸透するような説明の仕方、また理解をしていただくやり方をやっていかないと、一部の市民の声とか自分たちの判断だけでこれでいいんだということは危険があるのではないかなと思います。 そういうことで、この間の市制の問題もやはり大した説明もないうちに市になって、やはり一番困るのは住民で市街化農地を持っている人が今度は宅地並み課税になるときに、これ自分たちで何にも収入がない場合には本当に困ってしまうんですよね。14億円という未収金がある中で、今税金どれくらいあるか分かりませんけれども、そういうことであればまた固定資産税も納められない、そういう税金も納められないという事態が必ず起きてくるわけですから、そういう意味でももう少しきちんとした説明と、またそうするなら将来に対する市の指導とか本当にきちんとしたただ項目を書いただけではなくて、具体的なこれからの富里市の発展とか、いろいろな細かいことを市民に分かりやすく、これだから富里市は単独でもやっていけるんだよというようなものがなければ、やはりこれは不安でついていけないと思うんですよ。そういう中でやはり市民が行政離れしていって選挙においても投票率が悪いと、そういうような段階にだんだんエスカレートしていきますので、とりあえず市民一人一人にきちんとした説明できる体制をつくってほしいということをお願いして、今回質問を終わります。 以上です。 ○議長(森田清市君) 8日にも一般質問を行います。 本日はこれで一般質問を終わります。 お諮りします。 議案調査及び富里市議会会議規則第10条第1項の規定によって、明5日から7日までの3日間、休会したいと思います。ご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森田清市君) 異議なしと認めます。 明5日から7日までの3日間、休会することに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 12月8日は定刻10時から会議を開きます。 本日はこれで散会します。             …………………………………              午後3時35分 散会             …………………………………...